魔性の青年、カイト。
ムッチリ・マッスル・ボディーにグリーン・ラメのタイツ。
こんな男が常に近くにいたら平常心を保つのは不可能!?
案の定、ゴー兄貴が完全に彼の虜になってしまった。
「おうっふ・・・カイト・・・・もっと絞めてみろ!
俺の身体にその肌を密着させるんだ!
溶け合う程にな!」
「オッス!先輩!」
「う~お、いい臭いだ!
カイト、お前タイツは自分で洗うのか?
このタイツは何日か放置してただろ?」
「うっす先輩!
最近面倒でタイツの洗濯をサボってました!」
「そうか~。
よし!じゃあお仕置きだな!」
愛しい後輩でもリングの上では鬼になって潰しにかかる。
それがプロレスラーとしての最上級の愛し方だから。
ゴー兄貴の豪快な技にリングに沈むカイト。
「お前は俺のものだ・・・・・
カイト・・・・絶対離さない・・・・・」
自分が倒した男の耳にふうっと息を吹きかけるゴー兄貴。
(あとで優しくマッサージしてやるからな・・・・)
そんな二人の蜜月を苦々しく思う男がいた。
巨根のカツヒコだ。
かつての好青年キャラは影を潜め、チョイ悪マッチョとなったカツヒコにとって、
ゴーとカイトの恋愛ドラマは身体中が痒くなるほど気持ち悪かった。
「リングでの男同士は違うだろ!」
カツヒコもまた、実はカイトに心奪われた男だったのだ。
「キヨミヤ!タラッタラしたイチャツキしてんじゃねーよ!
男だったら俺の蹴りを受けてみやがれ!」
非情なキックの嵐がたちまちカイトをKOした。
「どうだ・・・ビンビンに感じただろ?」
半失神の後輩に巨根を見せつけるカツヒコ。
逞しく獰猛な男の姿を見上げて、カイトは薄れゆく意識の中でときめいていた・・・・
愛しい後輩をボコボコにし、挙句勃起までさせたカツヒコをゴー兄貴が許すはずもない。
「カイト!仇は俺が討ってやるからな!」
兄貴の気合は年明けから封印していたショートタイツの復活に明らかだった。
「おいナカジマ!
モノがデカいからって調子に乗ってんじゃねえぞ!
俺のカイトに手出しはさせねえ!」
「へっ・・・
格好つけ野郎が何言いやがる。
アイツはワイルドな男を求めてるっていうのにな。」
「なんだと!」
すっかり逆上のゴー兄貴。
それが敵の思うツボだというのに・・・・
カツヒコのチームは完全にゴーに的を絞っていた。
場外での徹底した足責めに、ゴー兄貴は動きを封じられてしまう。
舎弟のマサにまで痛めつけられる始末。
久々のショートタイツが裏目に出たか、兄貴はやられに感じてしまっていた。
そんなゴーに正気を保たせたのは、カイトの頑張りだった。
「先輩!しっかりしてください!
俺は、先輩のパートナーです!
この間勃ってしまったのは申し訳ないと思ってます・・・・
でも・・・でも!
俺は先輩に付いていきます!
だから!先輩も踏ん張ってください!」
「カイト・・・・」
カイトの真意を知り、身体の芯からパワーが湧き上がるゴーだったが、
時すでに遅し・・・・・
カツヒコの非情な蹴り責めに、とうとうゴーは倒れるのだった。
「おいこらっ!ブリーフ野郎め!
こんなんで済むと思うなよ!」
嫉妬に狂うカツヒコは半ば意識のないゴーを許さなかった。
情け容赦のない垂直落下がゴーに完全にとどめを刺した。
「先輩ーっ!」
カイトが必死で助けに入ろうとする目の前で、
ゴーは屈辱のスリーカウントを聞いた。
「見ろよ、お前の尊敬する先輩のこのザマを。」
歪んだ笑みでカイトを睨むカツヒコ。
その体の下で、ゴーは完全にのびていた・・・・
「せ、先輩・・・・先輩ーっ・・・・!」
カイトは声を殺して泣いた。
グリーンのタイツの中で、己のモノがカチコチに硬くなっているのが情けなかった。
敬愛する先輩が惨敗したというのに・・・・
だが、ゴーもまた、失神しながらフル勃起していたのだ。
後輩の目の前で完全敗北を喫する、しかもショートタイツで・・・・
兄貴は少し射精もしていた・・・・・
「キヨミヤ、どっちが本当の男か解っただろ?
どちらを選ぶべきか、よーく考えることだな。」
カツヒコの堂々たる股間を目の前にして、カイトは確かに迷っていた。
強い巨根の男・・・・・
惚れ惚れするようだ。
だが、黒ショートタイツでボロ敗けする男前。
こちらのエロさも全然捨て難い・・・・・
カイトが目指すべきはどっちだ・・・・・!?
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やっぱりおいしいSOZK