男の筋肉に対する憧れや畏敬の念は、男にしかわからない根源的なものだと思います。
しかし、あからさまな男性性を嫌う傾向がある昨今、筋肉愛は秘められた想いとなり、より隠微なものになりました。
発展のピークを過ぎた世の中ではゴリマッチョは軽~く蔑視の対象となり、燃え滾る肉体の美しさが忘れ去られようとしています。
そんなナヨナヨな先進国の男どもに、「思い出せ!」とゲキを飛ばすのは新興国。
インドの男たちは熱い!
イケイケドンドンの原動力とは、やはり元気な男なのだと確信!
上の画像は映画のポスターなんですけど、黒ビキニマッチョが仁王立ちって最近見ない構図っす。
やっぱりいい!
スーパーマンやバットマンですらモッコリビキニを脱いでしまった今、
これこそ強い男の正しい姿だ!と突き付けてきます。
このインド映画、3時間の大作で、正直内容はよくわからないのですが、
マッチョ野郎が活躍する話なのは間違いなさそうです。
圧巻は序盤の乱闘シーン。
インドすげー!って絶対思いますよ。
主人公はおそらくビルダー。(この設定がもうスゴイ)
ジムでトレーニング中に喧嘩を売られます。
このジムってのがまた素晴らしい。
最新マシンがずらっと並んだ小奇麗な〝ジム〟じゃなくて、
男達の体液が染み込んだ飾りっ気のない空間にフリーウェイトの器具が乱雑に置かれているというまさに〝男の空間〟。
間違ってもお年寄りやBBAが紛れ込めない男だけの聖地なんです。
しかも、みんなビキニパンツでトレしてます!
俺にとっては妄想の具現化そのものっす。
黒パンマッチョが相手にするのは、ビルダー軍団。
ムキムキ・モッコリが大群を成して襲ってくるんです。
俺だったら「もう好きにして~」ってなっちゃう状況ですが、もちろん黒パンヒーローはしっかり闘います。
バーベルを巧みに使ったアクション。
これはあの傑作マト○クスのネオがスミスの大群と闘う名シーンを意識していることは明らか。
ただ、こっちはビキニ・マッチョのまさに肉弾戦ですから、生々しさが違いますよ。
プロセンズラーの俺がチンコ扱くのも忘れて思わずアクションに引き込まれちゃうんだからスゴイ。
筋肉野郎の大群が一斉に大胸筋ピクピクで主人公を威嚇。
いやいやすごいシーンっす。
コワいっすよ~!
ヒーローは負けじと自分もピクピク。
筋肉礼賛の気持ちがこもった名場面だと思います。
本編はラブストーリーあり、未知のウィルスのディザスターものだったり、もうなんでもありのゴチャゴチャ映画らしいのですが、型に縛られないバイタリティーに圧倒されますね~。
上記のエピソードだけでも映画製作に対するものすごい情熱を感じます。
この場面の撮影時ってもうムンムンだったでしょうね~。
大勢のビキニパンツの筋肉野郎どもが結構長い時間ひとつの空間にひしめいているわけですもんね。
撮影の合間にハッテンしちゃったビルダーもいるんだろうな~(笑)
主人公の黒パンツ野郎、かなりメジャーな俳優さんらしいっすよ。
日本ではまずありえない配役です。
やはり「これからいくぜっ」て国だとマッチョ性がメインストリームになるのかなと思います。
考えすぎかな?
↓動画はこちら↓
ワイヤーアクション?裸で!?おまけ
第二話っす。タイガーマ○クW。
俺は今のところ割とほのぼの路線かな、という感想を持ってますが、みなさん如何でしたか。
深夜なんだからドロドロ感がもうちょっと欲しいかなって気もしますが。
臭い立つ筋肉、血反吐を吐く闘い、みたいな。
今回のMVPは若手のワカマツ君。
タイガーとタッグを組んでガンバってました。
役柄的にはジョバーですからしっかりやられてました。
昭和のタイガーを知る身としてはもっと悲惨な目にあって欲しかったっすけどね(笑)
まだ序盤ですからタイガーのやられはあまりないですけど、
これからどんどん強敵が出てきて面白くなるのでしょう。(なって!)
俺的にはドロンジョ様的なキャラはジャマなんだけどな~。
せめて虎の穴のレスラーをSMっぽくシゴクとかあればいいんですけどね~。
あんな時間に放映して、ターゲットをどこに設定しているのかイマイチわかりませんな。
まぁまだ2話っすから、今後の展開に期待です!