とあるインディー団体の道場マッチ後の浴場の風景。
「海藤先輩、メインお疲れ様です!」
「おう!お前もな。会場整理ご苦労さん。大変だったろ。」
「今日のお客さん、すっげー盛り上がってましたよ。先輩の防衛戦が最高潮でした!」
「そうか!なかなか苦戦したが、いい試合ができて俺もほっとしてるんだ。」
「他団体にベルト獲られたら最悪っすもんね。先輩のプレッシャーも相当なものだったんじゃないですか?」
「ああ、ハード・ガッツの 西園寺には絶対敗けたくなかった。あの野郎、今日もチェーンなんか持ち込みやがって。」
「先輩の気合、そのショート・タイツを見た時にビンビンに伝わってきましたよ。」
「ん・・・?こ、これか?」
「そうです。先輩いつもロングタイツだったのにすげーイメチェンだなって。ウチの団体でショート・タイツは先輩が初めてですね。」
「お、おう。やっぱりチャンピオンはショート・タイツが様になるかな、と思ってな。」
「すっげー似合いますよ!なんでいままでロングなのかなって思ってましたもん。」
「そうか?大丈夫だったか?ちょっと際どいかなと心配だったんだが。」
「いやいや、お客さんんも先輩のショート・タイツ姿でアがったのかなと。超エロ・・・いや、格好いいっすよ!」
「あ、あんまり見るなよ。改めて見られると照れるだろ。結構度胸がいったんだぞ。これ穿いて出る時。」
「そうなんすか?」
「なんか客がみんな俺のモッコリを見てる気がしてな・・・」
「デカいっすもんね、先輩。大迫力のモッコリでしたよ!」
「やめろよ・・・、西園寺の野郎も俺の格好見てニヤニヤしやがって、あれで頭に血が上っちまった。」
「いいなー。俺、ショート・タイツでリングに立つの夢っす。先輩みたいにデカくないけど・・・」
「お前ホントによせよ。すげー恥ずかしくなってきた。脱ぐぞ!」
「あ、あーっ!先輩~。」
「ふうっ・・・・。これ脱ぐとやっと試合が終わった気がするよ。」
「せ、先輩・・・・!すっげー競パン跡っすねー!いつの間に焼いたんですか?」
「昨日、日サロで。駅前の。初めて行ったよ、日焼けサロンなんて。」
「で・・・先輩・・・・競パンで焼いたんすか?」
「キョウパンって?ああ、ブーメランパンツのことか?おう、学生時代のやつ引っ張り出してきて穿いたぞ。」
「先輩、競パン持ってたんだ・・・・」
「昔流行ったんだよ。特に運動部系はみんな穿いてたな。海とかでも。」
「チョー羨ましい時代っす!」
「なんだ、お前ブーメランが好きなのか?」
「だって・・・・絶対男はビキニが格好いいっすよ!今日だって先輩がチェーン攻撃で苦しんでる姿とか、ショートタイツじゃなかったらあそこまで盛り上がりませんって。」
「え・・・?」
「苦しみながらのたうち回る先輩のケツがもうスゴイんすよ。ほとんど食い込んでましたよね。もう直す余裕もないってゆうか、あ、わざと直さず食い込ましてたりして?」
「あ・・・お・・・お前、な、なにを・・・・」
「あとチェーンで絞首刑された時の先輩のモッコリ!ちょっと勃ってませんでした?あ、顔が赤くなった。やっぱり勃起してたんすね。すっげーモッコリしてたっすもん。」
「・・・・・・・・」
「やっぱ先輩ほどのチョーいいガタイだと見せつけたくなりますよね。いいなー。俺も頑張ってマッチョになるぞ。」
「あの、あのな・・・」
「先輩、実は他の色のタイツも作ったっしょ?あ、やっぱり?赤とか?白かな~?黒も押さえておきたいかな。あれ、このタイツなにげにシングル地!?先輩、インナーも穿いてませんでしたよね。あー、確信犯じゃないすかー。もう先輩ったら~。陰毛透けたらどうするんすか。あ、それも想定内だったりして。くーっ!もう西園寺に逆エビかけられてた時なんか亀頭の形までクッキリっすもんね。いやはや、先輩も意外と・・・・・な~んて。いや、お客さん喜んでたから全然OKっすよ。場外でダウンしてた時、みんな先輩の股間見てましたって。あれは見るわな。すんごいモッコリだったし。先輩も見せつけてる感じしたし。もー・・・・○※▽×◇・・・・・」
なんなんだ、コイツは・・・・!?
俺のショート・タイツ愛を見抜きやがって。
ああ、そうだよ。
俺はプロレスのショート・タイツが大好きなんだよ。
屈強な男が陰部の存在を誇張して闘う姿にシビレちまうんだ。
でも自分が穿いて人前に出るのは抵抗があった。
だってこの団体、地域に根差してるだろ。
近所の知り合いや親類も見に来るしさ。
変態と思われたら暮らしてけないだろ。
でも・・・
やっぱりどうしても穿きたかったんだ。ショート・タイツ。
モッコリさせたかったんだ。
ケツも思いっきり食い込ませたかった。
我慢できなかったんだよ。
今日、思い切って穿いてすっげー良かった!
俺はプロレスやってる、闘ってるって感じが今までとは比べ物にならなかったぜ!
あの憎たらしい西園寺の攻めが気持ちよく感じたもんな。
ああ、あのチェーン絞首刑・・・・
客の視線が俺のモッコリに注がれていると思うと・・・・・
ああっ!
あの時は全身が性感帯になったかと思うほど神経が研ぎ澄まされてたな。
あそこで失神敗けしてもいいって思った。
いや、堕とせ!って心の中で西園寺に叫んでたのに。
ああ・・・・・
今度は徹底的にやれって西園寺に言っとこうかな。
おおっ・・・・ああ・・・んぐう・・・・・
「ありゃーっ!先輩ビンビン?チョーエロいけど、ここでシゴく?ありゃりゃりゃりゃ!?」
「うるせーっ!気が散るだろ!ちょっと黙っとけ!」
あ・・・イ、イク・・・・!
うっ!
どぴゅ!