零細インディー団体の中堅レスラーのカイトと俺。
「もっと団体を盛り上げていこうぜ!」
同期の俺たちはスキルに磨きをかけるため、深夜のスパーリングに精を出していた。
いつしか熱くなった二人はスパーリングの域を超え、真剣勝負に突入していった。
真剣勝負といっても喧嘩をするわけじゃない。
俺たちは腐ってもプロ。
互いの技をしっかり受けしっかりリアクション。
客に伝わる熱いプロレスを実戦さながらに表現する。
言葉を交わさなくても二人の間には同じ想いが共有されていたと思う。
深夜の道場に野郎が肉体をぶつけ合う音のみがこだましていた。
カイトは強くなっていた。
技の力強さもさることながら、試合の組み立て、メリハリの付け方、プロレスをドラマチックに盛り上げる術を完璧に心得ていた。
カイトの起承転結の効いた攻めに俺は心地よく身を任せイキイキとリアクションすることが出来た。
誰もいない道場リングに観客の声援が聞こえる気がしたほどだ。
そしてカイトの得意技のチョークスリーパーが、試合が最高潮に盛り上がったであろうタイミングで火を噴いた。
(ここはカイトの勝ちだな・・・・・)
実際、技から逃れる力は俺には残っていなかった。
後はチョークの威力を客に納得させる俺の「演技」あるのみ。
ただ堕ちるのでは素人と同じ。
プロレスラーとしての堕ち方があるのだ。
カイトの逞しい腕に首を圧迫され俺の意識が遠のいていく。
(よしここだ・・・・・)
俺は泡を噴いた。意思の力で。
本当に落とされながら「演技」もする。
これがプロレスラーだ。
するとカイトが俺の素晴らしい演技に呼応するように心憎い演出を加えてきた。
俺のタイツを掴んで引っ張り上げたのだ。
敗者にダメ押しの辱めを与える勝者の残酷さ。
完全敗北の美しい光景を、幽体離脱した感覚で俯瞰で眺めた俺は勃起した。
「リュウ、オマエ最高だ!俺たちこういう試合をすればいいんだ!」
カイトもすごい試合ができたことに興奮している。
「よっしゃ!このまま裏プロレスになだれこむぜ!いいだろ!」
カイト反失神状態で恍惚としている俺をベアハッグに抱え込んだ。
背骨が折られる・・・・・!
「リュウ!いくぞ!」
カイトが黄色いスパッツをずり下すと、信じられない巨根がそそり立っていた。
カイトの通常のチンポは何度も風呂や着替えの時に見ていたが、勃起したのを見るのは初めてだった。
(デカ・・・・!)
「ケツ堀ベアハッグだ!食らえ!リュウ!」
カイトの極太が俺のケツを刺し貫く。
「ああああああああっ!」
エキベンならぬ「ケツ堀ベアハッグ」でカイトは俺に陵辱の限りを尽くし、すさまじい咆哮とともに俺の中で波動砲をブチ放った。
「おおっおああああああああっ!!!!!」
波動砲は俺の中心に命中し、最大の大爆発とともに俺も果てた・・・・・・・。
長い長い射精を終えるとカイトは俺をマットに放り捨て、ずり下げていたスパッツを上げた。
「リュウ・・・・俺たち〝プロレス〟がやっと掴めたんじゃないか?」
男同士が肉体の強さを競い、勝ったものが敗けたものを犯す。
なんと根源的な美しい秩序。
「ああ・・・・。カイト、とうとうたどり着いたな・・・・・。」
同期レスラーに失神負けしたあげく犯されるという屈辱に、俺は今まで味わったことのない快感を感じていた。
肛門から流れ落ちるザーメンの感触に、俺は再び勃起していた。
おまけ
今回はしょぼい対戦相手でちょっと残念。
アイドルとか出てきましたが俺はその件をちゃんと見てないので話は知りません。
今のところタイガーのキャラがあまり魅力的に見えないのは、俺がストーリーをちゃんと追ってないからですよね?
そう思いたい・・・・
〝一戦〟交えた後の気怠いひと時。
なにげに毎回出てきて試合をちゃんとやってるワカマツ君。
タイガーより彼の方を応援したくなっちゃうのは俺だけ?
今回は相当マヌケな敗け方してましたけど。
「これからのプロレスは強いだけじゃ駄目。美しくないと・・・・・・」
ということでビキニパンツでのグラビア撮影に応じるダーク。
気の乗らない素振りでも、ホントはやる気満々なのはギンギンの勃起が如実に物語ってます(笑)
せっかく鍛えたボディーですから、みんなに見てもらいたいよね!
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毎度お世話になります(笑)
せっかくの初急所攻撃だったのに
タイガーの反応が……
あぁ、二の腕にワカマツ君の股間を感じながら
ローリングされたいと思うオヤジでした(笑)
一体、全何話なんでしょうね。
サッパリ話が進まない。
イエローデビルがメインとかあり得ないし。
まぁ、とりあえず今週に期待しましょう。