ダイサクは双子の兄弟もプロレスラーというくらいなので、その幼少期がどれだけプロレス三昧だったか想像に難くありません。
ガチムチ・ボディーに黒ショート・タイツ(青や紺の時もあり)というスタイルは、成長期に憧れたプロレスラーの姿を体現したものなのでしょう。
そういった意味でプロレスの申し子である彼は、会社の要請した試合運びを忠実に守ります。
今日の役回りはザ・ジョバー(大体いつもそうですが)。
しかも団体が売込中のイトーを引き立てる役目も仰せつかっているのです。
ほぼ同期のイトーの付録にされる屈辱。
それでもダイサクは文句を言いません。
プロレスにおけるジョバーの重要さをよく知っているからです。
絵にかいたようなヒール・コンビの頭突き攻撃に敢え無く流血。
これこそプロレスの華!
ヒール・コンビは上半身こそ裸ですが道着のようなコスチューム。
パートナーのイトーでさえタイツではないお茶らけたスタイルです。
つまり、モッコリ露わな正統派のプロレスラーの恰好をしているのはダイサクだけなのです。
ハードコア系の試合ということもあり、厳つい男どもの喧嘩にひとり下着で臨んでいるかのようにも見えます。
そして黒い下着姿の野郎は、ボコボコにされ屈辱に晒されるのです。
散々ボコられた挙句、フォールも取られず「お前じゃ話にならん」とばかりにイトーに強制タッチさせられるという屈辱。
黒ショートタイツの見掛け倒し感がハンパなくて、妙なエロさを醸し出しています。
売り出し中とは言え、イトーもやられて血だるまになって光るタイプ。
あっという間にヒール軍団に捕まります。
それを助けにいってことごとく返り討ちにされる惨めさ。
ダイサクは悲惨な姿を晒せば晒すほど光り始めるのでした。
エロいんです。
シナリオ通りに若手コンビが最後は逆転勝利。
完全な引き立て役に見えたダイサクでしたが、実はまともなプロレス技を繰り出していたのは彼だけだったのです。
黒いタイツにふさわしいプロレスへの情熱が垣間見えてグッときますな。
最近はボックスなんか穿いてるダイサクですが、エロ的にかなりの逸材なので是非ショートタイツに戻ってほしいものです。
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戦意喪失顔、絶叫、一級っすジョバーという役を発明したのは何といっても本場米国っす。
大手に所属するレスラーは、いつ自分にその役が巡ってきても不思議ではありません。
こんな男臭いスコットにもついに順番が回ってきました。
ジョバーを命ぜられるのはそれほど卑下することもない美味しい仕事です。
責める方が圧倒的に疲れますから。
それに、黒パンツで相手の足に縋りつくなんて、なかなか倒錯した快感を味わえて愉しいものです。
相手に馬鹿にされればされるほど、プロレスラー必須の資質であるM心が活性化するのです。
この惨めな姿を人に見せる屈辱は、あっという間に快楽に変換されることでしょう。
スコットが男臭いマッチョであることも、この蹂躙劇の効果を高めます。
「こんな弱い野郎とマトモに試合やってられるか」
完全にノビてしまったスコットを残し、対戦相手はさっさとリングを下りてしまいました。
かくして、「失神KO勝ち」という珍しくも屈辱的な白星を飾ったスコットでした。
(サイコーだぜ・・・・・・俺の敗け、いや、勝ちっぷり・・・・)
完璧に仕事をこなすのが、大手のスターたる所以です。
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あんまり懐が深くない米最大手