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レスラーズ・ハイⅡ ㉘

「いよいよ明日、黒杭との最終決戦に臨むため、地下に乗り込む。」
山奥の特訓場のメイン・リング、コンクリ打ちっぱなしの箱型の建物内で、長谷部が宣言した。
長谷部も掟に則って黄色いショートタイツ姿だ。
アスリートには程遠い中年体形ではあるものの、がっしりとした骨太な体格のせいか、リアルな男のエロさを醸している。
「光の戦士の5人には、ここで最後の儀式に参加してもらう。」
ライディーン竜崎翁が頷き、後を続ける。
「この戦いは、男の情念のぶつかり合いじゃ。
最期には、より貪欲に性をさらけ出し貪った者が勝つじゃろう。
敵は化け物並みの、いわば絶倫獣じゃ。
しかし、我々の雄性がそれに勝てないはずはない。
おぬしたちのプロレスに寄せる溢れんばかりの情念を、今こそ解き放つのじゃ。
この道場が設立された当時の、〝雄の儀式〟を今夜執り行う。」
かつて地下プロレスの神と謳われたライディーン竜崎。
顔だけ老人で身体は筋肉マン。
長い白髪と白い髭の効果で一層神がかった風貌の竜崎の言葉を、
緒方、藤堂、桜井、大岩は神妙な面持ちで聞き入っている。
4人の背後の壁際には、鷲号や権田、朝倉をはじめオネエトリオ、ラー、ゴリ子、新垣、そして包帯姿の向井と太助、カムイとパセリも、もちろん田代誠二、その他の地下プロレスラーたち、THPWの関係者全員が揃っていた。
もちろん、皆ショートタイツ姿。
パセリが徹夜続きでで全員分作ったのだ。
「ここにいる全ての者が心を一つにして立ち向かわなければ、強大な悪には勝てん。
今宵、〝白き血判〟を皆に記してもらう。」
竜崎翁の合図で、戦士たる5人がリングに上がる。
「それでは、・・・」
「あっと、すみません!忘れてました。
特別な人をお呼びしてたんだった。」
竜崎は儀式の開始を遮られて少しだけ憮然とした表情になった。
口を挟んだのは長谷部だった。
「も、申し訳ありません。
でも、彼を連れてくるのに犯罪スレスレまでやったんで・・・・」
長谷部の合図で道場に入ってきたのは、阿木銀次郎だった。
「銀次郎・・・・!?」
「オマエ!な、なんでここに・・・・!?」
桜井と藤堂が驚きの声を上げる。
フロントに「酒」と染め抜かれた白いタイツ姿の銀次郎が頭をかく。
「いや~、配達中にいきなりクスリ嗅がされてバンに拉致されて・・・・
酒屋の営業妨害だよな。
でも、長谷部さんに事情を聞かされて、俺は来なくちゃって思った。
桜井・・・・、オマエ、やっぱり自分の道を見つけたんだな。
ホント良かった。
でも・・・大変なことになっちゃってるんだっけ・・・
大丈夫!オマエなら乗り越える。
俺はお前の強さをよーく知ってる。」
「銀じ・・・・ろ・・・」
桜井の頬を大粒の涙が伝う。
「おー、藤堂!久しぶりだな!
お前とのあの雨の絡み合いは忘れられねーぜ。
今だにネタにしてるぜ!がはは!」
地上メジャー団体を蹴って、たった一人地下プロレスに身を投じた桜井。
銀次郎を連れてきたのは、桜井をスカウトした長谷部の気持ちだった。
「おい長谷部、段取りが台無しじゃわい。
まあよい。
この際、儀式の前に皆心の内を語り合うのもよいかもしれん。
いや、これも立派に儀式の一環じゃわい。」
一旦リングに上がった戦士たちが、皆の輪に入っていった。


抱き合う桜井と銀次郎。
「おー、オマエそのタイツどうしたんだよ?」
「なんかパセリとかいう人が勝手に作ってくれてたみたいなんだよ。
ショートタイツは初めてだったから、ちょっと照れるな。」
「あら、ちょっとー。
アナタが地上で桜井ちゃんのタマタマを弄んでたヒト?
やだー、いい男じゃないー。
嫉妬しちゃうー。
過去に嫉妬するオカマよ、アタシは。」
たちまちオネエ軍団に囲まれる銀次郎。

「ちょっといいか?」
カムイが藤堂のタイツを引っ張って隅に連れていく。
「これ、鮫島から・・・・・」
カムイが手渡したのは、紫の小さな布だった。
「こ、これは・・・?」
「鮫島のタイツの股間部分。」
藤堂の顔が見る間に真っ赤になっていく。
「あ、あの野郎・・・・!
どこまで俺を愚弄する気だ!
この期に及んで俺が惑わされると思っているのか!」
カムイは藤堂の眼を真っすぐに見た。
「・・・・いや、そういうことじゃないと思う。」
「えっ・・・?」
カムイの眼から涙が一粒落ちた。
どんなときも感情を表にださない能面男が泣いている・・・・?
「カムイ・・・・?」
「藤堂、好きだ。」
「・・・・・!?」
カムイの気持ちには気付いていたのかもしれない。
だが、気付かないふりをした。
何故なら・・・・・
「解かっているんだ、藤堂。
お前の心はいつだって鮫島一色だ。」
「そ、それは違うぜ、カムイ・・・」
「もう誤魔化すな。」
「え・・・・」
「今度の闘いで決着を着けるんだ。
お前の心に。
曖昧な気持ちで挑んだら、お前は鮫島に勝てない。
このタイツの切れ端は、鮫島の送った塩だ。
奴も真剣なんだ。
悔しいけど・・・・・」
「カムイ・・・・」
「嗅げよ・・・・、鮫島の股間の臭いを。」
タイツ・・・・鮫島の・・・・その股間の部分・・・奴の男自身が触れていた部分・・・・・
小さな紫の布を持つ藤堂の腕がわなわなと震えだした。
そしてゆっくりと、鼻に・・・・
「藤堂!
そのタイツ、お前に託したぞ!」
後ろから太助に急に声をかけられ、藤堂はさっとタイツの布を自らのタイツに入れた。
「あ、ああ、太助。
お前のタイツで闘うのは2度目だな・・・・ははは・・・・」
乾いた笑いで動揺を隠す藤堂の股間には、カウパーの染みが滲んでいた。

「竜崎、とうとうこの時が来たな。」
「ああ、鷲号、儂にとっては積年の恨みをはらすチャンスじゃ。」
「・・・やはりお前はあの時のことを恨んでいるのか。
では、私のことも許せないだろうな。
お前を袖にした憎い男。
もしも・・・・もしも時が戻せたら・・・・」
「よせよせ、儂はお前と黒杭がチチクリあってる様を想像して手淫に励んだものじゃ。
ある意味、儂の地下プロレスラーとしての成功は嫉妬の炎によるものじゃったかもしれん。
にしても、おぬしのショートタイツ姿、イタイな・・・・・
なんじゃそのヨボヨボの情けないボデーは。
百何の恋も一辺に醒めるわい。」
「な・・・、し、失敬な・・・・・、私はそもそもレスラーじゃないのだから・・・・」
「ん?この臭いはもしや加齢臭?」
「な、なんだと、この筋肉ジジイめ!」
竜崎は色をなす鷲号の腰をそっと抱いた。
「今度、筋トレを一緒にやろう。
ジジイ・マッチョはこれからの時代、流行るぞ。」
「竜崎・・・・・」
鷲号の男根が、十数年ぶりに疼いた。

加齢臭の風下で苦笑いをする若い二人。
大岩と田代は穏やかな表情だった。
「俺、競パンフェチだけど、自分用のショートタイツって初めてだ。」
「似合ってる。俺とお揃いのグリーンにしたんだな。」
「うん。すごいよ、このタイツ。
前布なしの競パンよりエロい感触だ。」
「パセリさんのタイツだからな。
今度、このタイツ穿いたままSEXしよう。」
「うんうん!やろうやろう!」
抱き合う二人の男根同士がタイツ越しに激しく摩擦する。
誠二の涙は、顔だけでなく股間もびしょびしょに濡らしていった。

お互いの身体を密着させて、皆を微笑んで見守る權田と新垣。
松葉杖を放り投げてポリスマン・ポーズを敢行し、あえなく転倒して皆の笑顔に囲まれる向井。
男根の構造について熱く語り合うラーとパセリ。
酒やオードブルがあったら、まるで男だらけの立食パーティーだ。

リングの裏手、皆から少し離れた場所に、
向かい合う赤いタイツと白いタイツ。
白タイツは松葉杖をついている。
「大輔・・・・」
「大悟・・・・」

時が戻せたら・・・・
鷲号は言った。
だが、決してリセットされない時間の堆積の表層で、
誰もが積み重ねた土壌に足を取られもがいている。
そして新しい地層が生まれ、両足はますますそこから抜け出せなくなるのだ。
人生とはそんなものなのかもしれない。
たとえそうだとしても、今この時を、刹那を生きる男たちにとって、地上にはあくまで澄み切った空があるだけだ。
自らが重ねる時の層は、とんでもない泥沼かもしれない。
でも、それはまだ無いのだ。
時は巻き戻せないと同時に早送りもできないのだから。



つづく

志あれば

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坊主頭の素朴な若者。
およそ野心とは無縁そうな、オナニーするのにも罪悪感を抱きそうな、かわいい彼。
でも、その見立ては間違ってました。
この人、胸の内にとんでもない「情念」を隠し持っていたのです。
そう、イシカワさんです。


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今のイシカワさんの体形を見るにつけ、彼はボディー・デザインなんぞには全く興味がない人なんだと思われます。
そこがまた男らしくて、脂がいい具合に乗ったオヤジ・ボディーが何気にエロいんです。
そんな印象のイシカワさんですが、彼の若手時代の動画を見て俺は唸りましたね。
キレッキレのボディーじゃないですか!
考えてみれば、彼のルーツはあの組長の団体からだったはず。
あそこには美ボディー・オタクのフナキさんも所属してましたし、格闘技志向の団体でもありましたから、イシカワさんがそれ系のカラダをしてても不思議ではないんですよね。
そして!
さらに驚きなのがタイツ!
ミント・グリーン豹柄って!
どう考えても特注のスペシャル・タイツが捲れ上がって、キレイなケツがヤバいほどセクシー。
うーん、これは・・・
イシカワさん、実はなかなかアレなのか・・・・?


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タイツへのこだわりはプロレス愛の証。
親族に借金までして立ち上げたバトラー○はイシカワさんの情熱の結晶ですね。
確かに、当時、この団体は面白かったしエロかった。
社長であるイシカワさんの胸を借りるのは裏フナキ(当ブログ内呼称)。
裏フナキはその後変なエアロビ風コスになってしまうので、ショートタイツ姿は貴重です。
なかなかどうして、この黄色いタイツ、エロエロですよね。
生地の質感、ケツスジの入り方、この感じ、俺の好みっす。
黒インナーがはみ出してたりするのもいいですね~。
なによりモッコリがエロいな~。


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同じ後輩でもアレクは強敵。
ゲイ雑誌のグラビアにも登場した組合系のルックスに、独特のエロ・コスチューム。
さすがの社長も大苦戦。
怒涛のような連続スープレックス責めは圧巻。
あわやKO敗けのイシカワさんのダウン姿が超そそります。


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後輩にはある程度有効な社長オーラも、ベテランのマツナガには通じません。
血ダルマ・チョーク攻撃でリングに沈められちゃいます。
痙攣する下半身が鬼エロっす。


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イシカワさんを語る上で、絶対欠かせないのはイケダ兄貴。
この二人のブロマンス的絆は、実に俺の妄想をかきたててくれます。
今回はイケダ兄貴がスリーパーでイシカワさんを絞め落としました。
心が通じ合っている男に絞め落とされるって、想像もできない恍惚に満ちていると思いませんか?


イシカワさんがバト○ーツを立ち上げた当時、俺は正直ピンときませんでした。
彼が団体を設立するほどの大物だとは思ってなかったのです。
でも、蓋を開けたらこんなにも素晴らしいプロレスを見せてくれたのです。
イシカワさんのプロレスにたいする情熱、いや情念は、みごとに実を結びました。
ことを成す人というのは、才能や実力以上に、志が熱いのでしょう。

男心とゲイ心を昂らせる、イシカワさんのプロレス・ワールド。
思えば、豹柄ミントグリーンがすでに予言してたのかもしれませんね。


↓動画はこちら↓
きっと人望厚い人

男のガタイの理想形?

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ジョー・ポギさん。
このブログでは「南国のノスタルジア」という記事で紹介しました。
30年近く前にフィリピンで活躍したプロレスラーのようです。


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この画像、俺は加工をしてないのですが、勃起してるみたいな写真になりました。
彼のショートタイツはなかなか攻めてますよね。
当時の比プロレスではショートタイツすら少なかったようなのですが、ジョーのパンツは真っ赤な極薄ビキニ。
これが天然マッチョ・ボディーにすごく似合ってます。


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プロレス自体は牧歌的とも言えるのどかな展開で、ジョーの受け身も怪しい感じ。
やられリアクションも洗練されてないところが逆にエロいんです。
モッコリが立派なガタイ自慢の兄ちゃんが、一生懸命プロレスをやってる姿、いいっす。


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この試合はおそらく格下の若手との対戦。
序盤は余裕をかましていたジョーが、徐々に真剣な表情になっていくとこがスリリングです。
しかも敗けちゃいましたし。
後輩に敗けるシチュ、萌えますな~。


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ヒール・コンビとのお約束マッチは、ジョーのようなヒーロー系レスラーにとって最も見栄えがする機会ではないでしょうか。
卑劣な反則に苦しめられれば苦しめられるほど、クライマックスのヒーロー怒涛の反撃が盛り上がります。
お客さんも熱くなってますよー。
でも結局やられちゃいましたけどね。


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ヒールが暴れに暴れてヒーローが反則勝ちって、昔はよくあった懐かしのパターンですな。
結構好きです。


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前の試合から時が経過しているのが、ガチムチからDEBUへと変遷しつつあるジョーのカラダから推察できます。
おニューのショートタイツはケツのサイズアップと無関係ではないでしょう。
でも相変わらずジャストよりワンサイズ小さめのパンツを穿きこなすとこはサスガ。

ジョーさんのことさらバルクアップしていない、ナチュラルなガッチリ系って俺は好きだな~。
なんか男らしさを感じちゃうんですよね。

↓動画はこちら↓
実は目指しても得難い身体つき



強い者が勝つ!

田代誠二コレクション
「週刊ヒーロー画報」から。


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↓元ネタはこちら↓
カッコイイ敵キャラって萌えます


「うーん、やっぱりライオンマンの敗北の回はいいな~。」
田代誠二は赤い競パン越しにマラをさすりながら鼻息を荒くした。
「ロングタイツの上に同色のショートタイツってスタイル、今では全然見かけなくなったけど、昔は定番だったよな~。
なかなか味わい深くてエロいよな~。
ライバル・キャラに惨敗するのは、昭和のヒーローものやスポ根では絶対欠かせない展開だね。
一度どん底の屈辱を味わってからの~再生物語が泣かせるんだ、これが。」
誠二はジョーにやられるライオンマンになった気分で、競パンの膨らみを拳で軽く叩いてみた。
「ぬおーっ!イッテェー!・・・ああっ!俺の急所が・・・・ああぅ!・・・・・おおあ・・・・・」
絶頂を目の前にして、誠二はがばっと起き上がった。
「そういえば・・・・
ライオンマンつながりで超オイシイやつを想い出した。」
誠二は、自身の秘密のライブラリー、つまり押し入れをゴソゴソとやりだした。
赤競パンのケツが押し入れから突き出している様は、とても人に見せられたものではない。
まあ、喜ぶ人もいるかもしれないけど。
「あった!これだ」


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誠二が見つけたのは
「ブリケツ ライオンマン」の続編として制作された「デカマラ ライオンマン」のサブ・キャラ、ジャガーマンの載った雑誌だった。
「ジャガーマンは新ライオンマンの仲間なんだけど、俺は主人公より断然こっち派!
ピンクのビキニパンツが超セクシーだし、こいつ弱いんだもの。
コミック版では今では考えられない残酷な殺され方で敗けてたな~。」


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「脳天かち割られって・・・・
悲惨すぎる敗北だよな~。
ああっ・・・・エロい!」


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「しかもその後、カラダをバラバラにされちゃうなんて・・・・
いくらサブ・キャラとは言え、こんな敗け方残酷すぎてヤバいよ~。
パンツ破けちゃってるし・・・・
ああ~たまんね~!
もうイクッ!」
誠二の休日の過ごし方は、概ねこんなである・・・・

レスラーズ・ハイⅡ ㉚

「儀式」が始まった。


リングの中央で向かい合って立つ緒方と藤堂。
静謐な眼差しで藤堂を見つめる緒方とは対照的に、藤堂の視線は刺々しく怒りを秘めているように見えた。
「はじめっ!」
竜崎の合図の声。
二人の筋肉男がショートタイツを脱ぎ始めた。
シューズやニーパッドを着けていないため、タイツを脱ぐと一糸纏わぬ姿となる。
この10日間あまり、特訓場に入ってからは完全には脱ぐことのなかったショートタイツ。
当然洗濯などしておらず、雄の様々な体液を吸い取り続け蓄積させた小さな布。
藤堂は、太助から託され今回の闘いに穿くことを決めたオレンジのタイツを、正面に立つ緒方に手渡した。
緒方からは、ダークレッドのタイツが手渡された。
ほのかに湿ったそれを手にした時、藤堂は図らずも動悸の高鳴りを覚えた。
地下プロレスの新レジェンドの一翼を確実に担う男のショートタイツ。
初めて会った時からこれまでの緒方の振舞いに拭いきれない不信感を持っているとは言え、噂の男の下半身から放たれるオーラには藤堂も唸らざるを得なかった。
あの見る者を惹きつけてやまない股間の膨らみ、間違いなく創造主の作品の最高峰と言える堂々たるケツ。
このタイツは、その一部なのだ。

「次っ!」

再び竜崎の掛け声。
緒方がさっと藤堂から渡されたタイツに足を通す。
その優雅な動きに、藤堂は一瞬我を忘れた。
竜崎の射るような視線を感じ、藤堂は赤いタイツを急いで穿いた。
(な・・・・、ん・・・だ・・・・こ、この感覚・・・・・)
タイツにはまだ緒方の体温が残っていた。
まさに人肌の暖かさで、己の男根に吸い付くようにフィットする薄い布。
ケツノ割れ目に自然に食い込んでくる感触は、まるで生地が意思を持っているかのようだ。
同じパセリ製のタイツなのに、自分のや太助のタイツを穿いたときとはまるで違う。
はっと藤堂は気付いた。
これは緒方のためのテーラード・タイツ。
自分の下半身にぴったり張り付くようでいながら微妙に感じる違和感の正体は、タイツが緒方の男根とケツを記憶しているからなのだ。
この感触は、言わば、緒方の下半身に包み込まれている、そういうことなのか?
藤堂はたちまち勃起した。
ぐんぐんと膨張する海綿体が、タイツの赤い生地を伸ばし、その伸び具合が緒方の勃起男根を再現する。
緒方のマラと自分のマラが擦れ合っているような幻想にに陥っていく。
未体験の快感にクラッっとなりながら、藤堂はかろうじて立ち姿勢を崩さずにいた。
向かいに立つ緒方に目をやると、自分のオレンジタイツを穿いた緒方は、

勃起していた。

藤堂の男根からカウパーが潮吹き並みに溢れ出た。



「タイツは男の闘いの装束。
余分な着衣を省くことで野性を呼び覚まし、また衣を纏うことで人間の人間たる感性を研ぎ澄ます。
生物の雄として、人間の男として、もっとも最適で神聖なアイテムなのじゃ。
そのタイツを共有する。
儀式はそこから始まるのじゃ。」
儀式に先立ち、竜崎は皆にそんな説明をしていた。
男の象徴を守り、飾る、ショートタイツ。
ここに集うものは誰もがそれの持つ崇高な意味を理解していた。


「次っ!」
3度目の合図で、緒方と藤堂の腰は密着した。
先ほどタイツの感触によって疑似体験した男根接触が、ほぼ現実となった。
二枚のタイツ越しに触れ合う二本の男根。
緒方の掌が藤堂のケツをガシっと掴んだ。
より強く擦り合わされるモッコリどうし。
「あおおっ・・・・」
藤堂はあまりの刺激にたまらず声を上げた。
緒方の指がタイツに侵入し、より深く藤堂のケツを掴み揉む。
「ああっ・・・!」
藤堂は知らぬ間に緒方のケツに手を回していた。
ケツ肉を掴むと強靭で柔らかな筋肉が指先を跳ね返す。
「んぬお・・・」
忘我の境地で藤堂は緒方の腰を乱暴に引き寄せた。
兜合わせがより強固に完成された。

「藤堂さん、アンタのプロレス魂が伝わったよ。
タイツを穿けば解かる。
アンタのプロレス道が、男道が・・・・」

この声は・・・・
緒方が喋っているのか・・・?
目を開けると、緒方は軽く眉間にしわを寄せて喘いでいるように見えた。
(緒方が・・・・感じている・・・・?)
さっきの声は一体どこから?
まさか、俺の脳内に直接語りかけてきたというのか?
「ああっ・・・」
緒方の喘ぎ声だ。
緒方が、俺のタイツを穿いて、俺とチンポをこすり合わせて感じている・・・・。
藤堂は、突如自分が完全に理解されたことを知った。
自分が性に目覚めてから、ひたすらプロレスに心血を注いできた今までの道のり。
プロレス人生が、ダイジェストではなく完全なディレクターズ・カット版で超スピードで脳内再生された。
これが・・・・走馬灯?

ぶびばっ!

場にそぐわないお茶目な音を立てて、
二人の筋肉男の密着する腰の隙間から、夥しい量の精子が溢れ出た。



つづく

俺様の小姓になれ~!

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この実にステレオタイプな悪役キャラのオッサン。
いいっすね~。
こんなマネージャーが出てくると、イケメンレスラーが酷い目にあうのは必至。
さてさてオッサンが狙っているのは・・・・?


torres (14)

チコ・トレス君(読み方適当っす)。
彼はなぜかオッサンに目の敵にされているようなのです。
英語ぱっと理解できないので、いつものように勝手に妄想してみました。
オッサンは実はチコ君に夢中で、自分の傘下に置いて寵愛したい願望があったのです。
ところが、正統派を志すチコ君はヒール指向のオッサンの申し出を拒否したのです。
こうなるともう、可愛さ余って憎さ百倍。
オッサンは手下のヒール・レスラーを次々とチコ君にぶつけていったのです。


torres (1)

オッサンの下した指令は、チコ君を徹底的に痛めつけろ、というもの。
タッグマッチでは、従順な手下達によって集中的に攻められるチコ君。
そのエロ肢体に、オッサンの気持ちは晴れるどころか一層モヤモヤするのでした。
(あの紫のタイツの膨らみを思う存分揉みしだきたい・・・・・!)
ヒール軍団はチコ君を甚振り尽くし、フォール勝ちさえ奪いました。
それでもチコ君は自分のものにはならないのです。
かくして、屈折した嗜虐心はどんどんエスカレートしていくのです。


torres (11)
torres (7)
torres (6)

次の試合は3vs3のイリミネーションマッチ。
真っ赤なタイツのチコ君に、オッサンは逆上。
「俺を挑発してるのか?うー、許ないぞー。やってしまえ!」
3人のヒールは絶妙なタッチワークでチコ君を痛めつけます。
味方にタッチできず、延々捕まり続けるチコ君。


torres (12)

自らが望んだ試合展開にもかかわらず、オッサンは鬱憤がたまる一方です。
「なんだ、あのケツは!?俺をコケにしやがって・・・・・!」


torres (10)

試合中に、自分の専属レスラーになるようサインを強要するオッサン。
ボコボコにされても首を縦には振らないチコ君。
あまりの怒りに顔を茹蛸のように真っ赤にしたオッサンは、手下に合図を送ります。
「潰せ・・・・・」


torres (9)
torres (5)

もはや戦闘不能のチコ君を、フォールせずに痛めつけ続ける3人組。
屈強な男どもに手込めにされる感覚に、チコ君の男も反応し始めます。
(いっそこのまま快楽の渦にのまれてしまった方が・・・・)
ほんの一瞬、チコ君の脳裏に誘惑の影がよぎったのです。
しかし、そこは不屈の闘志がウリの正統派レスラー。
敵の隙を突いての必死のタッチに成功!
ところが!
レフェリーにもオッサンの息がかかっていたのです。
タッチが認められなかったばかりか、3人にフクロにされるチコ君は放置されます。
トドメのDDTに意識を失う瞬間、チコ君は赤タイツの中にぶっ放しました。
心が折れたのです。


torres (2)
torres (3)

その後も執拗にストーキングを続けるオッサンに諦めてもらうため、
チコ君は髭をたくわえワイルド路線を目指します。
でもこれは明らかに逆効果。
男っぽさを増したチコ君に、オッサンはさらに溺れていくのです。
いやはや、厄介なヤツに目を付けられちゃったものです。

↓動画はこちら↓
いいジョバーなのに知らなかった


肉体誇示礼賛

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肌の艶、エロ髭、首の逞しさが、男の絶倫ぶりを物語っています。
この方、格闘技道場のエロさエロいガタイはエロい鍛錬から、という記事で紹介した、金的攻撃を教えてくれる道場の師範さんです。


kakutouka (16)

この道場の稽古はこんな感じ。
みんなモッコリ・スパッツで絡み合ってるのがエロエロです。
試合では、上半身は道着に帯、下半身はスパッツといったいで立ちで闘います。
折角エロい練習してるのだから、ショートタイツ的なビキニでやってくれたらいいのに・・・・ってのは俺の願望・妄想でした。
そんな折、この道場が出しているDVDに仰天エロ動画が収録されていることを知ったのです!


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kakutouka (14)

ジャーン!
黒いビキニパンツ一丁で闘ってますぜ!
この天国動画は、デモ的にDVDの冒頭にほんのわずかな時間流れるだけ。
超エロエロだと思いませんか?


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試合ではショートタイツを穿かないのでもしや、と思ったらやはりこの黒ビキニは競パンでした。
そういえば、汗に濡れたスパッツにインナーのビキニラインが見えていました。
あれはやはり競パンだったんですね。
ということは、彼らはインナーのみでデモ撮影に臨んだってこと?
うわ~っ!エロ~い!
そもそもこのシーンが黒ビキニである必然性とは何なのでしょう?


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あの名作「燃えよド〇ゴン」の冒頭でも、リー先生が黒い超ビキニで闘ってました。
リー先生のキレッキレの筋肉を見せつける意図があったと思われます。
この道場のDVDでも、闘う男の一番美しい姿を表現したかったのでしょう。
つまり、男の闘う姿に最も映えるのは黒いビキニパンツである、ということなのです。
「闘いの魔力に見せられし者」というナレーションが、黒パン猛者の映像をよりエロく演出しています。


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どうせならこのシーンもインナー姿で撮って欲しかったっす。
いずれにしろ、男の色気ムンムンの道場ですな。


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同じような傾向のビデオを、あの組長も出してました。
奇しくも「寝技の鬼」とか呼ばれていた組長。
今となってはどんな寝技だよってツッコミたくなりますが(笑)、確かに組長はサブミッションの達人だったようです。
デモンストレーションの相手をする若手に、わざわざショートタイツを穿かせたのは組長の指示?
単なる噂ではありますが、もはや組長をまっさらな気持ちで見ることはできなくなってます(笑)


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ちょっとフザけすぎました(笑)


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あのミノルさんんも若手時代はマナ板の鯉。
組長に料理されちゃう境遇です。


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あれ?組長の足が妙に俺の股間を刺激するぞ?
それに、俺の足に伝わるこの感触。
組長、ボッキしてる?
あらら?もしかしてコノヒト・・・・あれなの?
若いミノルが真実に気付いた瞬間です。


kakutouka (5)

さて、組長の団体を経た後、あの美ボディー軍団Pクラスを立ち上げたフナキさん。
彼もまた、格闘技術指南のDVDを出してました。
さすがフナキさん。
自らショートタイツで登場っす。


kakutouka (4)

技を受ける役の若手はロング・スパッツで、上半身も裸ですらありません。
なのに自分は試合用のハイレグ・タイツでバッチリ決めてます。
いかにもフナキさんらしいじゃないですか。
にしても確かに男前っすね~。
身体のエロさも最高潮の頃じゃないでしょうか。


kakutouka (6)

トレ風景も男らしくてエロエロっす。


kakutouka (3)

まさにフナキ・スペシャルですな(笑)


思うに、格闘ボディーを得た男、もしくはそんなカラダになりたいと望む男は、皆ビキニ・パンツを穿きたがるのではないのかと。
そんな結論を導き出した(大袈裟)俺でした。


↓動画はこちら↓
だって逞しい男にはビキニが似合いますもんね

小ネタ集です

記事にするにはちとボリュームが足りない、しかし確かに俺の股間を熱くした瞬間がある、なんとなく焦点が定まらない夜にはオカズにもなった、そんな小ネタたちをどうぞ。


koneta (15)

この人のタイツ、妙にハイカットっす。


koneta (13)

Pクラスも真っ青なハイレグタイツ。
サイドも細っいっす。
この穿きこなし、なかなかお目にかかれない物件です。


koneta (14)

こんなタイツでだと普通にやられててもエロエロなのに、この試合ではタイツ引っ張りブレーンバスターや急所攻撃までありますよ。

https://youtu.be/cNbRqjByp4M


koneta (12)

以前の記事でテリーとタッグを組んでいたイケメン・マッチョ・レスラーのスコット君。


koneta (11)
koneta (10)

タイツ引っ張りフォールで撃沈されちゃいました。
なんという破廉恥!屈辱!

https://youtu.be/9y5y-YKKJQ8?t=5m4s


koneta (7)
koneta (6)

二人組に蹂躙される白タイツ。


koneta (5)

そんな白タイツに助っ人として駆けつける青タイツ。


koneta (4)

颯爽と登場したものの、あえなく返り討ちに・・・
着衣ヒールの強さがエロい!
ショートタイツの弱さがまたエロい!

https://youtu.be/Rklu5xiubCE?t=6m6s


koneta (3)

ジャイアン的いじめっ子キャラに果敢に立ち向かうイケメン・キャラ。
健康優良児の馬鹿力の前に完敗。


koneta (1)

色男、なんとかとチカラはなかりけり。
強者の傲慢さをいかんなく発揮して、敗者を貶めようとするジャイアン。


koneta (2)

観客の見ている前で身体をまさぐられる屈辱。
ノンケには一番キツイ仕打ちかもしれませんね~。

https://youtu.be/cGufGOUTnRg?t=7m28s


koneta (9)
koneta (8)

説明はいりませんね。
文句なしのゴージャス・ブレーンバスター。
タイツの引っ張られ具合、モッコリの陰影、満点の出来栄えでしょう。

https://youtu.be/yNNwRCtpgpE?t=11m43s

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