誰もが知っているタイガーの衝撃の最終回。
グレートの残虐木片攻撃に無残に破り取られたのは虎のマスクだ、と我々は思っていた。
だが、時を経てプロレス界の機密文書が公開されたことで、思ってもみなかった衝撃の事実が明らかになったのである。
引き裂かれたのはマスクではなく、タイツだった。
トラのアナとの壮絶を極める最終決戦は、タイガーが派手なインナーを衆目に晒すことで急転直下の動きを見せたのである。
勃起男根をごまかすことのできない黄色い極小インナー姿となったタイガー。
完全にキレた虎がグレートを半死半生にまでボコりリングに葬ったのは劇画と同じである。
この試合が事実そのままに描かれなかったのには理由がある。
試合後、ちびっ子ファンと交流するタイガーの股間は完全に臨戦態勢のままだったという。
相当規制が緩かった当時でさえ、これはマズイだろ~、違うだろ~、ということになったというのだ。
これに対しタイガーは猛烈に反論した。
自分は死闘の末あられもない姿となったというのに、猥褻呼ばわりされるのは心外だったのだ。
道場での大物レスラーのセクハラを黙認してきた団体の体質にも疑念を抱いていたタイガー。
スパーリング中に電マで射精させられたり何かのリモコンで殴られたりは日常茶飯事だったという。
タイガーは試合をありのまま伝えなければ一切を告発すると団体に警告した。
一時は団体のみならず業界全体を紛糾させたタイガーの造反事件。
結局は事実を40年間封印した後に公表するということで落ち着いた。
かくしてタイガーのエロ・インナーは長い間日の目を見ることなく、一部でささやかれる伝説となっていたのである。
- 関連記事
-
もっと可愛がって欲しかったのか
みんなもそうだったのに自分だけカムアウトされるのが不満だったのか
いずれにしろ刺激に弱い男根を持つタイガーの宿命でしょう