場外での攻防にエンジ色のタイツで伸びている俺はダニエル。
様々な団体のリングで闘ってきた。
日本のリングにも上がったことがあるぜ。
持ち前の身体能力でどんなファイトスタイルでもこなす俺。
プロレス修行の甲斐あってついに米最大手から声がかかったよ。
今回はそんな俺のちょっと前の激闘を紹介するぜ。
この技(名は知らない)は、かけてる方は股間を堂々と突き上げ男の強さを強調しているのに対し、やられてる方は逆フルネルソンに息も絶え絶えになりながらケツをクネらすしかないという、実はかなりのエロ拷問技なんだ。
宿敵ナイジェルのタイトルに挑戦した俺だったが、まんまと奴の必殺技に捕まっちまったってわけさ。
なんとか逃れたものの、地獄のヘッドバット乱打を受け俺はほとんど意識を失いかけていた。
ナイジェルの野郎はそんな俺にエルボーを雨を降らせやがった。
今、思い返してみても忌々しい思い出だが、これで俺は完全に戦闘不能になったんだ。
しかもその後変形キャメルで失神させられちまった。
意識が戻った時俺が真っ先に見たのは自分の股間だった。
幸い、お気に入りのエンジタイツに染みはできてなかった。
もしかしたらチビッちゃったかと本気で心配だったんだ。
それとも雄汁が漏れ出してたりして・・・・
そう、おれは勃起したんだ。
アイツの鬼気迫る怒涛の責めに「男」を感じてな・・・・
あの時の霞む視界に映ったナイジェルの勝ち誇る姿が忘れられねえ。
俺をリングで葬り去った男。
その後しばらく、俺はあの時のアイツの股間の幻影に悩まされることとなった。
悪夢も何度も見た。
頭突きと肘打ちの嵐にフラフラになっていると、いつの間にかケツに熱く太いモノが打ち付けられている。
身体の芯をボーリングされた俺は、ケツを刺し貫いているのが奴のイチモツだと気付いて絶叫する。
・・・・そんな夢だ。
それを見た時はまず夢精してたぜ・・・・
時は巡り、俺は別のタイトルを奪取した。
そしてナイジェルとのダブルタイトルマッチが実現した。
今度こそ敗けたら俺はアイツの性奴隷になってしまう。
トラウマを打破すべく、俺は運命のリングに立った。
しかしまたあの技(名は知らない)を食らっちまった。
黒い記憶が蘇り、ケツと股間が熱くなる。
おあっ・・・ナイジェル、俺をめちゃめちゃにしてくれ・・・!
一瞬、そんな思いがよぎったのは本当だ。
だが・・・・
俺はこんなとこで負けてられねえ!
もしも俺を性の虜にする男がいたとしても、それはオマエじゃねえ!
一瞬のスキを突き、俺は掟破りの必殺技返しに踏み切った。
あの技(名は知らない)のことは誰よりも熟知している。
皮肉なことにな。
自身の必殺技を逆に食らって動揺するナイジェルに俺はエルボーの嵐をお見舞いした。
あの時の屈辱感が心を破って溢れだした。
夜毎俺を苛んだ奴のボディーを破壊する。
その一念が俺を狂気に駆り立てたんだ。
レフェリーが必死に止める声に我に帰った時、ナイジェルは俺のひざ元でぐったりしていた。
意識がないのは明らかだった。
俺にのされて大の字にダウンするナイジェルはエロかった。
股間が思わず反応したぜ。
だけどそれはかつての悪夢とは全然違う。
俺は、自分の「男」を取り戻したんだ。
トラウマを克服した俺の眼は輝く未来を見つめていた。
(あとで気が向いたらナイジェルの奴を犯してもいいかな。)
そんなことを思ったのを覚えている。
↓動画はこちら↓
リベンジはエロの香り
- 関連記事
-