緒方と朝倉ダブル射精!
不破にスリーパーに捕らえられ血まみれの緒方。
黒杭に立ちバックでケツを串刺しにされ涎を垂らしている朝倉。
2人とも股間のタイツ越しに真っ白な精液をドクドクとあふれさせている。
衝撃的な光景に観客たちは水を打ったように静まり返っている。
不破の裏切りで2対4となった闘いに、THPW正規軍は敗れてしまうのか!?
THPWは黒杭組の暗黒支配に下ってしまうのか!?
「大悟、お前のケツは俺のモノと相性が抜群らしい。とても気持ちがいいよ。」
朝倉の耳元で黒杭がささやく。
甘いバリトンとは裏腹に、朝倉のケツに突き刺さる黒杭の超巨根は、さらに猛々しく膨張していた。
「もっと楽しませてくれ。」
黒杭の猛烈ピストンが開始された。
ありえないスピードで黒杭の雄々しい腰が、朝倉の豊満な臀部に打ち付けられる。
パンパンパンパンッ・・・・・・!!!
朝倉の全身が痙攣し始めた。
2度目の絶頂の波が、朝倉を飲み込もうとしていた。
リング上で人形のように陵辱される朝倉の姿に、緒方は茫然自失の状態になっていたが、不破のスリーパーが頚動脈を締め付ける苦しさに、ようやく我に返った。
「あんたの相方が失神するのは時間の問題だな。それとも俺があんたを落とすのが先かな。」
不破のスリーパーに力が込められる。
「うぐ・・・」
ほんの少しのポイントのズレが、緒方の血流を完全に止めることを防いでいた。
だが、このままではいずれ不破に締め落とされてしまうことは目に見えていた。
次第に霞んでいく視界に、黒杭の巨根を軸に木偶のように揺れている朝倉の姿が映った。
(大悟・・・・すまない・・お前を助けられなかった・・・・)
もはや焦点を結んでいないかとも思われる朝倉の虚ろな目と、緒方の目が合った。
と、その瞬間、
「あがぅああああ・・・」
奇声を発した朝倉の股間から、再びザーメンが溢れ出した。
「大悟っ!!!!」
緒方の頭の中が真っ白になった。
「うおおおおおおおおおおお!!!!!!!!」
緒方は、背中に張り付いている不破ごと身体を180度反転させ、リングに背を向けた。
「おわっ」
突然の緒方のパワーに驚く間もなく、次の瞬間不破の背中はエプロンサイドに叩きつけられていた。
不破を背負ったまま、後ろ向きにリングに体当たりし続ける緒方。
その目は血走り、異様な光を放っていた。
「あれは・・・緒方さんのあの目は、暗黒仮面との試合でも見たことがある・・・」
緒方を見つめる大岩の声が震えていた。
「バズーカ緒方が獣になった・・・・」
大岩を支える青競パンの男がつぶやいた。
たまらず緒方の首から腕を解いた不破の顔面に、緒方のパンチが炸裂する。
「ぶにゃう!」
鼻血を吹き出しダウンする不破の両足を持った緒方は、そのままジャイアント・スイングの体で不破を振り回し始めた。
「うおおおおおおおおっ!!!!!!」
狭いリングサイドで繰り出される大技に、不破の体はリングに、観客席の鉄製の金網にガンガンと打ち付けられた。
不破の上半身が、あっという間に血まみれになる。
暗黒仮面と、スコーピオン桐谷がパイプ椅子を持って駆けつけると、緒方は不破の身体を二人に向かって放り投げた。
3人がゴミバケツのように重なって倒れるのを視界の隅に確認しながら、緒方はリングに飛び上がった。
「黒杭ーっ!キサマ!!!」
「やっとリングに戻って来れたな。遅いぞ。」
メガ・バズーカ黒杭は顔色ひとつ変えず、朝倉のケツから巨根を引き抜いた。
スポッン・・・
朝倉の身体がボロ雑巾のようにリングに捨てられる。
「大悟!」
緒方に抱きかかえられた朝倉は失神していた。
カンカンカン!!!!
ゴングが打ち鳴らされた。
朝倉の失神射精KOで、ブラック・パイル軍の勝利なのか・・・!?
騒然となる客席。
花道を新支配人の長谷部が歩いてくる。
リングに登った長谷部が厳しい顔でマイクを取る。
「ただいまの試合は、映像鑑定を経た審議の結果、失神KOで・・・・」
朝倉を抱く緒方以外の全員の視線が、長谷部に集中した。
「THPW正規軍の勝利とします!」
リング下で伸びている血まみれの不破が大型モニターに映された。
「おやおや、不破はそちらのチームではなかったのかな?」
黒杭が微笑んで長谷部に聞く。
「不破は試合の最初から、ブラックパイル軍だけに貢献していたので、正規軍とはみなさない。」
毅然とした長谷部の言葉にも、黒杭は笑みを崩さずむしろ面白そうに言った。
「ほほう。そうですか。でも観戦した人たちにはどちらが勝ったと映りましたかね?」
血まみれの緒方、失神している朝倉を見下ろすようにリング中央に立ちはだかるメガ・バズーカ黒杭。
彼は両腕を力強く頭上に掲げた。
すると会場が暗くなりスポットライトが彼を照らしだした。
完璧な容姿の冷血動物から発散される凄まじいオーラに、会場中が震撼した。
さらに一筋のライトがVIP席に当てられると、暗闇の中から黒杭嘉右衛門組長が現れた。
不敵な笑みを浮かべる怪老人。
「キサマら・・・・絶対許さねぇ・・・・・!!!」
緒方の瞳が血の色を帯びて光っていた。
つづく
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