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レスラーズ・ハイ⑥The Calm Before The Storm

不破晃司・・・
思いがけない再会に緒方は戸惑いを禁じ得なかった。
緒方のメジャー時代の後輩、初めてリング上で射精させられた相手・・・・
あの時坊主頭だったかつての若手レスラーは、ゲームの主人公のような髪型で、しかも金髪だった。
「緒方さん、お久しぶりです。俺、緒方さんに会いたくて、会いたくて・・・・
やっと会えた・・うっうう・・・」
「お、おい、なんだよもう。ま、こっち来い。なんでお前がこんなとこに?
大体どうやってここに入ったんだ?まぁまぁ、泣くなよ。ちゃんと話して見ろ。」
長谷部になだめられると、不破はハッとしたように顔を上げるとドアの外をキョロキョロと伺い、急いでドアを閉めた。
「ふーっ。こんなとこ見られたらタダじゃ済まない。危ない危ない・・・」
「何なんだよ。一体どうしたってんだ?」
ドアの外の様子を暫し伺っていた不破が、誰も来なさそうなのを確認してようやく安心した、という表情で再び一同に向き合った。
「突然すみませんでした。俺は不破晃司といいます。はじめまして。」
朝倉と大岩に頭を下げる。
「あ、ああ、はじめまして・・・」
「こいつは俺のメジャー時代の後輩なんだ。まぁ、俺がこんなことになったきっかけを作った奴というか・・・ま、色々あった仲なんだ。」
薄く挙動不審な緒方に、朝倉がきつい視線を投げる。
「色々ってなんだ?」
「まあまあまあまあ、とにかくちょうど宴会中だし、不破、お前も飲め。」
不穏な空気を察した長谷部がお茶を濁し、不破にビールを手渡し、聞く。
「それでどうしたんだ?なんだかソワソワしてたけど、まさかここに不法侵入してきたとか・・・」
「違うんだ、長谷部さん。俺はちゃんとここの入場パスを持ってる。さっきの緒方さんの試合も見てた。」
「じゃ、お前THPWの会員になったのか?」
「いや、そうじゃなくて、実は・・・その・・」
「なんだ、はっきりしろよ。」
緒方たちの視線をまともに受けられない様子の不破だったが、意を決したように顔を上げると、言った。
「俺、ブラック・パイルのレスラーなんだ。」
「な、何だって・・・・」
言われてみると、不破のいでたちは黒と金のラインが入った白いジャージ姿。存在を主張する金属の装飾品。趣味を疑いたくなるようなひどいデザインでありながら、とにかく高価であることがわかる腕時計。
それは非カタギであるという記号のようであった。
不破はビールを煽ると、覚悟を決めたかのようにすらすらと話し始めた。
不破はメジャー団体を退団していた。もう1年も前のことだそうだ。 
緒方の一件以来、メジャーのレフェリー業を辞めていた長谷部はそのことは知らなかった。
「あの試合のあと、緒方さん辞めちゃったじゃないですか。俺もそこで反省すれば良かったんだけど、やっぱりどうしてもちょっかい出したくなっちゃうんですよね。チンポに。」
試合中に相手のレスラーの男根に執拗に触れてくる不破に、周りから不審な目が向けられるようになるまで、それほど時間はかからなかったという。
ある大物レスラーに、試合中電気アンマをかけ、そのレスラーが不覚にも勃起してしまったことで不破に逆ギレしたらしい。
「実質上の解雇です。」
プロレス界を追い出され、不破は途方に暮れた。プロレスの他に自分にできることがあるのか?
そして思い出したのが緒方のことだった。
「緒方さんは、プロレスやめて今どこで何してるんだろう?って思ったんです。」
緒方の消息をたどるのは容易ではなかった。散々、方々を探し回って、やっと緒方が黒杭組の構成員になったらしいとわかったのは、それから半年後だった。
「後先考えずに、盃を受けるって言うんですか?黒杭組に入っちゃったんです。」
ところが、その時既に、緒方は組を裏切り逃亡の身になっていた。
緒方のいない組にいる理由はなかったが、一旦入ってしまうとなかなか抜け出せない世界のこと、不破はずるずると極道の道に引きずり込まれていった。
そんな折、突然黒杭組のプロレス進出の話が動き出した。
当然、元プロレスラーの不破に白羽の矢が向けられた。
「俺もプロレスできるっていうんで、がぜん元気になったんですが・・・・」
まず不破に課せられた仕事は、レスラーとしてリングに上がることではなく、黒杭組の構成員の中で格闘技の素質がある者を選抜し、レスラーとしてモノになるようコーチングすることだったのだ。
「無茶な話です。ただでさえプロレスラーとして闘えるようになるまでは生半可な鍛え方じゃ通用しませんよね。
それを1~2週間で仕上げろって、そんなこと出来るわけがない。」
しかも構成員の中で喧嘩が強いと目されている者の実態は、ハッタリが異様に効くとか、そもそも強い相手とは喧嘩しないとかであり、裸と裸がぶつかり合うプロレスには通用しないことは誰の目から見ても明らかだった。
「今日の桐谷なんて一番マシなほうです。一応キックボクシングの技術はありましたから。でも今日の試合でも明らかなように、地下プロレスラーとしてはしょぼいというか、こんな戦力でTHPWを乗っ取ろうなんて黒杭組長も何を考えてるんだか・・・」
不破の話を黙って聴いていた緒方が不破の肩に手を置いた。
「お前も大変だったんだな。」
「緒方さん・・・」
「今の話の流れだと、次のブラック・パイルの刺客は・・・お前だな。」
緒方が不破の目をじっと見つめて言った。
緒方に見つめられ、不破はまた涙目になりうつむいてしまった。
「俺、できません・・・緒方さんとプロレスがしたい。でも・・でもそれはこんなかたちではなく、緒方さんと雄同士の、本当のプロレスがしたいんだ!」
緒方とて思いは同じだった。できればかつての後輩と敵同士として闘いたくはない。
しかも不破は、自分を頼った結果極道の道に迷い込んでしまったのだ。
「移籍、できないかな。」
朝倉が言った。
しかしそれが不可能なことはそこにいる誰もがわかっていた。
「お前は黒杭の切り札的存在なんだろ?黒杭がTHPWをあきらめてくれりゃ、まだなんとかなるかもしれないが、今の状況でそれはちょっとなぁ・・・」
長谷部も頭を抱えてしまった。
「今のところ、組長から次の試合については何の支持も出ていません。だけどもし俺に出ろ、ってことだったら仮病でもなんでもして逃げるつもりです。黒杭が地下プロレスをあきらめるまで、なんとかしのげれば・・・」
「うーん。望みは薄いが、今はそれしかないのかもな・・・・」
「俺、いつかきっと黒杭を抜けて地下プロレスで緒方さんと闘いたい。雄同士の熱いプロレスがしたい!」
不破の熱弁を聞いて、朝倉の目つきが険しくなった。
緒方はそれには気づかず、再び不破の肩に手をかけて言った。
「不破、気をつけろよ。極道の世界はお前が思ってる以上に非情なところだ。お前の本心を奴らに悟られたらどうなるかわからない。無理するんじゃないぞ。」
「緒方さん・・・俺・・・わかりました!」
不破はまた、辺りの様子を慎重に伺いながら戻っていった。
「ややこしいことになってきたな。」
長谷部がため息をつき、焼酎を煽る。
男たちの様々な思惑が絡み合う地下プロレスという世界。
雄の本性がさらけ出されたその世界では、男の情念がうずまき、ヘドロのような混沌を作り出している。
その混沌の中でしか生きることのできない男たちがいるのだ、と緒方は改めて自分と、自分に巻き込まれていく男達に思いを馳せるのだった。


それから三ヶ月あまり、ブラック・パイルは完全に鳴りを潜めていた。
不破の言ったとおり、レスラーの玉が揃わないのかもしれない。
不破は頻繁にメールを送ってきた。危険な行為だから止すよう緒方は忠告したが、不破は不破なりにこちらと繋がっている実感を求めていたのかもしれない。
今のところ不破に試合出場の支持は出ていないようだった。
かといって黒杭の構成員からめぼしいレスラーが発掘されそうな気配もないのだった。
(一体、黒杭組長はどういうつもりだったんだ・・・・?)
あの頭の切れる黒杭のことだ。なんの勝算もなく乗り込んでくるだろうか?
それとも、地下プロレス欲しさで後先考えず突っ走ってしまったということなのか?
なにもなければないで、不気味さを感じてしまう緒方だった。

緒方たちは通常通り、THPWのリングに立っていた。
緒方のエロいやられっぷりとその後の豪快な逆転勝利は、もはや様式美とさえ言える黄金パターンとなった。
単純だが、だからこそ表のプロレスではあまり見られなくなった勧善懲悪的なプロレス・ショーが、地下プロレスファンに受けていた。
緒方が散々痛めつけられた挙句、射精して復活する。
それだけの話なのだが、その質は高い。
客席での自慰率が高くなり、会場内の雄臭はそれが不快な人間にとっては息もできないほどだった。
DVDなどの映像媒体の売上が倍増した。この映像は表に流出した場合、その出どころは確実に追跡され、非合法の厳罰がくだされる。そういった点ではTHPWもやはり裏組織なのだ。
緒方の「あーっ!スッキリしたー!」は早くも今年の地下プロレス界での流行語大賞候補として呼び声が高い。
THPWがバズーカ緒方の出現によってかつてないほどの活況を見せていることは間違いなかった。


都内某所の地下空間。有事の際にはシェルターとしても機能しそうなほど深い地中にTHPWはある。
これほどの施設を東京の真下に建設できたのは、実は強大な国家権力を握る人間が、THPWに関係しているのでは?という噂がある。実際会員の中には、日本人なら誰でも知っているビッグネームが少なくない。
どんな立場にあろうとも、一皮剥けば生身の雄なのだ。
広い地下スペースの一角に、レスラー専用のトレーニング・ルームがあった。
設置されているマシン、広さなどは一流のジムに引けをとらないが、その内装はなんとも殺風景なものだった。
打ちっぱなしの壁には年季が入り、清潔には保たれているが、雄の体液が染み込んだ床からは決して消すことのできない雄の匂いが立ち上ってくるようだ。
そして部屋の奥に荘厳な舞台のように鎮座するリング。マットには何人もの男たちが流した汗や体液が作った模様が染み付いている。
今、この部屋では緒方と、朝倉、大岩の3人がトレーニングに励んでいた。
緒方は短パンにTシャツ。朝倉はスパッツにラッシュガード、大岩は試合用のグリーンのショートタイツという出で立ちだった。
レッグプレス・マシンに腰掛けてインターバルをとっていた緒方は、リングの奥の壁に飾られている写真に気がついた。
見事な上半身で誇らしげにマッチョポーズをとる精悍な顔つきのレスラーが写っている。
「あれは誰なんだ?」
ベンチプレスをやっていた朝倉がバーベルを戻して上体をあげる。
「あー、あれは『地下プロレスの神』なんだって長谷部のオッサンが言ってた。」
「『地下プロレスの神』・・・?」
「ああ、二十年以上も前にここの初代チャンピオンだった人だ。」
「ライディーン竜崎って名前でしたよね。」大岩も話に加わる。
「なんでも地下プロレス史上、今でも誰もまねできない凄い必殺技を持ってたそうですよ。」
「そうなんだ。俺も詳しくは知らないけどえらく強烈な技だったらしい。」
朝倉が立ち上がってプロテイン入のドリンクを取りに行く。
「その技のために命を落としたとか・・・・」
「えっ・・・?」
驚く緒方に、ドリンクのストローから口を放した朝倉が言う。
「その技は相手を確実に倒すと同時に、自分にも絶対射精するほどの激しい快感をもたらしたらしい。
ライディーンはその技を使いすぎて、ある種のジャンキーになってしまったそうなんだ。ある試合の際に、ライディーンは19回射精してそのまま逝ってしまったということだ。」
「なんと・・・・!?」
凄い人間がいたものだ。リング上で限界まで雄の精を放ち、息絶えるとは・・・!
これこそ地下プロレスラーとしての殉職と言えないか!
緒方は自分の男根がムクムクと勃ってくるのを感じた。
「大悟、スパーリングやろうぜ。瞬、おまえはレフェリーをやってくれ。」
「レフェリーって、実戦形式でやるってことですね。」
「おいおい、練習で怪我したら目も当てられねえぞ。」
朝倉がたしなめる。
「まさか失神するまではやらねえよ。スリーカウントか、射精で決着ってルールでどうだ?」
「仕方ねえなー。」と言いながら朝倉もどこか嬉しそうだ。
緒方はTシャツと短パンを脱ぎ捨て、赤いショートタイツ一枚になった。
朝倉もスパッツを脱ぎ白いショートタイツ姿となった。白いラッシュガードはそのままだ。
同じくショートタイツを履いた大岩もリングにあがり、
パンツ姿の男たちのスパーリングが始まった。

緒方と朝倉がレスリングで肌を合わせるのはこれが初めてだ。
朝倉の美しい肉体とリング上で組んず解れつしていると、ベッドの上とはまた違う快感が緒方の全身を走り抜けていた。
プロレスの技術には絶対の自信がある緒方だったが、地下プロレスでの巧みなセクハラ攻撃には朝倉に一日の長があるようだった。
例えば、ヘッドシザースに首を捉えられた時には勃起した股間が顔に押し付けられた。むせかえるような雄の匂いに気が遠くなりかけると、急所を掴まれた。
「この前の試合で痛めつけられてたよな。まだ完全には回復してないんじゃないか。んん?」
「おわっ・・・」
絶妙な緩急を付け玉を握ってくる。
また、スリーパーでバックを捉えられた時には、これまた絶好のタイミングで乳首に触れてくる。
「大輔の性感帯は、俺が一番熟知しているからな。」
「ああっ・・・やめろ・・・こら・・・ううっ・・・・」
朝倉の性感攻撃に翻弄される緒方。
「もしかして、二人の営みに付き合わされてますか?俺・・・」
大岩が口では言いながら、タイツの股間は大きく盛り上がっている。
「はいっ二人共試合に集中して!ファイッ!」
「大悟ーっ!俺だってお前の弱点は知ってるんだぞ!」
スリーパーから脇腹へのエルボーで脱出した緒方はバックを取り返す。
「お前はここがヤバいだろ?」
逆に朝倉にスリーパーをかけ返すと勃起した男根をケツの割れ目にこすりつけた。
「あああっ・・・」
朝倉が切ない声をあげる。
「おお、大悟、たまんねぇぜ!お前のケツ!このままバズーカ・ホールドかましていいか?」
緒方が我慢できないといった様子で朝倉を犯しにかかる。
「ううっ・・大輔、そう簡単にはケツは開かねえぜ。」
朝倉が大殿筋に力を込める。朝倉の必殺技「起承転ケツ」だ。
「おああっ!」
すさまじい男根への圧迫感に緒方が悲鳴をあげる。
朝倉がケツを左右に振り始めた。
「があっ!」
チンポが根っこから引きちぎられそうだ。
「大輔、どうだ?おれの起承転ケツの味は?お前いつかこの技の名前を馬鹿にしてたよな?」
ケツの振りが上下に変わった。
「おおおおおおおっ・・・・!」
快感の大波が押し寄せてくる。
(まずい・・・このままでは射精してしまう・・!)
緒方は朝倉のケツに捉えられている自身の男根を引き離そうとするが、まるで万力に挟まれているようにビクともしない。
「イっちまえよ!大輔!」
朝倉のケツの振りが激しくなった。
「ぬうぉーーー!」
(だめだ、抜けない。くそっ・・・そうだあの手だ!)
緒方は朝倉の背後から手を伸ばすと両乳首を強くつまんだ。
「あああっ・・・・」
たちまち朝倉の力が抜ける。
緒方は素早くチンポを引き離した。
「はぁはぁ・・・起承転ケツの解除方法がわかったぞ!」
「くそ・・・大輔じゃなかったら乳首ぐらいじゃ離さないのに・・・」
朝倉が悔し紛れのタックルをカマしてきた。
不意を突かれた緒方が倒れる。朝倉は両足をとると流れるような動きであっという間にボストンクラブを決めていた。
「大輔、甘いぞ。俺はあの技だけじゃないんだからな!」
「うぐぅ・・油断したぜ・・・」
朝倉は片足を離すと空いた手で緒方の急所を掴んできた。
「さっきもここが感じてたようだったな。大輔、玉をいじめられると感じちゃうんだろ?正直に言えよ。」
「ああっ・・・くそ・・・大悟に・・大悟に玉を責められるなんて・・・ああ・・・」
「大輔・・・お前の金玉、なんてエロいんだ・・」
朝倉は急所を握る手に力を込めた。
「うがあああっ・・・・おおお・・・・おああああ!」
どぴゅっ!
緒方はたまらず果ててしまった。
「朝倉選手の勝ちー!」
大岩が朝倉の腕を上げる。
「くそーっ・・・出しちまった。」
緒方が悔しそうに立ち上がった。赤いタイツにザーメンが染み出している。
「本当の試合ではここから大輔の反撃が始まるのにな。」
朝倉がはははっと笑う。
「今だってそうだぜ!」
緒方が朝倉を押し倒す。
「おい、射精決着ルールだろ!?」
「試合が終わっても油断は禁物。地下プロレスではな。」
緒方は朝倉のラッシュガードを引っ剥がすと、白いタイツのケツの部分を捲り上げた。
そしてザーメンでぬらぬらの巨根を朝倉のケツに挿入した。
「ああああっ・・・・」
「あーあ、とうとう始まっちゃったよこの人たち・・・」
大岩は呆れたように言うと、それでも自分の股間をタイツの上からさすり始めた。
「大悟・・・!リングでやるのもいいな!はぁはぁ・・最高だぜ・・・!」
「ああっ・・大輔・・スゲェ・・スゲェよ・・・ああ・・!」
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緒方は2度目の絶頂を朝倉のケツの中で迎え、ほぼ同時に朝倉も果てた。大岩もタイツの中に我慢できずに漏らしてしまった。
暫くの放心状態のあと、3人は大声で笑っていた。
「何がスパーリングっすか?二人のセックスを見せたかっただけでしょ?」
「ちげーよ。ほんとにスパーリングしたかったんだって。最初は。」
「瞬だって楽しんだだろ?出しちゃてるじゃん。」
緒方は充実感を味わっていた。愛する者がいて、楽しい仲間がいて、プロレスを生業として生きていける。
これ以上、何を望むだろう?
「おやおやお取り込み中だったかな?」
長谷部の声とともに3人の男がトレーニングルームに入ってきた。
「権田さん。」
「やあ、久しぶり。お、三人ともお愉しみだったのか。悪い悪い。」
「いえ、もう終わりましたから、っていや、あの・・・」
大岩が顔を真っ赤にして股間を隠そうとする。
「今更恥ずかしがらなくても。皆さん大観衆の前で普段やってるじゃないですか。」
声の主は実況アナの新垣裕之だった。
「新垣さん、珍しいですね。こんなところに来るなんて。」
新垣は権田と顔を見合わせるとはにかんだような表情になった。
「いや、実はな、俺と裕之は付き合い始めたんだ。」
「ヒロユキ・・?」
権田の思いがけない言葉に、唖然とする緒方たち三人。
「いやぁ、この間の緒方の試合の時、俺たちは実況ルームにいたんだが、妙に興奮してしまってな。二人の欲情の波が一致したというか・・・・」
「僕もまさか望とこんなことになるとは・・・」
新垣が頭をかく。
「ノゾミ?」権田の名前か?
「こう見えて、裕之はかなりのどSで巨根なんだ。俺のケツも悲鳴をあげるほどのな。」
「そ、そうなんですか・・・」
3人は皆(権田さん、受けなんだ~。)と思っていたが口には出さなかった。
「おっとそんなことを言いに来たわけじゃない。」
権田の表情が急に引き締まった。
「ブラック・パイルからカードの要請がきた。」
長谷部が少し緊張した表情で言う。
「まさか不破が・・・?」
「いや、不破じゃない。まったく聞いたことのないレスラーだ。」
この3ヶ月のあいだに黒杭がレスラー育成に成功したということか?
「2人の新レスラーに、1試合づつ2試合、対戦相手も指定してきています。」
新垣が手帳を取り出しながら言う。
「まず、暗黒仮面という選手です。対戦相手として緒方さんを指定してきています。」
「暗黒仮面・・・」
「そして二人目ですが、対戦相手として望・・・エンペラー権田を指定してきています。選手名が、なんというか・・・・」
「ん?何か問題でもあるんですか?」
言いよどむ新垣に緒方が尋ねると、権田が助け舟をだした。
「俺が話そう。二人目は、メガ・バズーカ黒杭、と言うんだ。」
「メガ・バズーカ・・・!?」
なんという挑発的なネーミングだろう。緒方の巨根に対抗するつもりか!?
そして、その下の黒杭というのは一体・・・・!?
動揺する緒方たちに長谷部が答えた。
「さっき不破からメールが来た。メガ・バズーカ黒杭ってのは、黒杭組長の息子だ。」
「・・・・・・・っ!?」
嵐は、知らないうちにすぐ近くまで来ていた。

つづく







集団リンチのマスクマン

メキシコのルチャ、結構エロいっす。
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マッスルボディーのマスクマン、極悪ヒール軍団に捕まった!

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執拗な右足への攻撃に絶叫するマスクマン。

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集団で痛めつけられ、右足は完全に粉砕された!
着衣のならず者達に、ビキニパンツ一丁で闘いを挑むも圧倒的な悪の力に為すすべ無しか!?

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ロープに腕をテープで固定され、身動きできないマスクマンに
ヒール軍団の情け容赦ない制裁は続く。

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ついに力尽き、リング下で失神するマスクマン!

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悪の軍団に徹底的に叩きのめされ、屈辱の担架退場の憂き目にあうマスクマン。



↓動画はこちら↓
メキシコ野郎はエロいね!

洋物エロレスビデオから④

今回のやられレスラーもエロいっす。
ムチムチボディーがたまらん!
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パイル・ドライバーで完全グロッキー。
こういう普通に服着てるヒールにやられるビキニパンツのレスラー、大好きです。
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今回のクライマックス、パンツ引っ張り。
無理矢理食い込まされた星条旗パンツが肛門を刺激する。
「ぅおっ・・・・ケツが・・・・ケツが熱い・・・!」
その屈辱的な刺激に、
マッチョレスラーは自分が敗北したのだと悟らざるを得ないのだった。

↓動画はこちら↓
ブリケツ最高!

インディーがエロい②

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もう廃業してしまったようなのですが、
俺が1週間ぐらい恋に落ちていた越○隆選手です。
男らしい風貌に青いショートタイツが超エロいっす。
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ボックス型の格闘スパッツや、あまりピタッとしていないコスを着ける選手も多い中、
なぜにショートタイツを選んだのか?
そんなことに思いを馳せて色々妄想させてもらいました。

残念ながらノンケ・・・
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自身の結婚式にもショートタイツで登場!
まあ、こういうところはいかにもノンケっぽくて、
ますます萌えどころではあるんですが・・・・
隆のパンツになりたい!

吊るされて・・・・

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プロレスの試合でしばしば見られる「絞首刑」。
俺、大好きなんすよ!
めちゃめちゃエロくないですか?
大体絞首刑が出るとレフェリーストップか失神で試合が終わることが多いです。
おそらく、あくまで俺の想像ですが、これをやる時は事前に打ち合わせがあると思うんです。
ということは、やられるレスラーは承知の上で吊るされている訳です。
自分が最後に絞首刑でトドメを刺されるって解っててリングに上がるって
すごくセクシーじゃないですか?
無様に吊るされた自分の股間はリングサイドの客から丸見えです。
俺だったら絶対射精しちゃうな・・・・
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奥深いジャンルっす!

「獣人」っていうジャンルがあるんです。
ご存知でしたか?

獣の顔を持つマッチョなガタイが、俺の大好きなタイガー○スクを思い起こさせて、
かなり萌え萌えっす!

[根雪堂] の【獣人の森─第三章─】
「獣人の森─第三章─」
この作品では、友達の少年を守るため、自ら猪族に犯される雄臭い虎野郎が描かれています。
正直、俺も何度もお世話になりました。

[ケモつぼ] の【レオvs黒丸(1)】
「レオvs黒丸」
赤パン姿の獅子の王が、敵に敗れ性奴隷にされていきます。
パンツ一丁ヒーローは俺の永遠の萌えキャラなんす。

画像クリックで販売ページにGOGO!

激掘りの虎

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「決まったーっ!青銅マッスルの必殺技!岩石アナル突きーっ!!!
タイガー失神です!あーっ射精してしまっているーっ!!
大勢のファンの目の前でタイガー屈辱の失神KO敗けだーっ!!!!」

野郎どもの合宿

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おそらく70年代の新日合宿の風景です。
九十九里浜だそうです。
浜辺でプロレス合宿!
ショート・タイツ一枚で、太陽の下、己の身体を鍛え上げる。
想像しただけでワクワクしませんか!?
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地引網とプロレスラー、不思議とよく合う取合せです。

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厳しい稽古の後は、タイツ一丁で男同士の酒盛り!
場が温まってくると必ず始まるのがもっこり自慢。
むせ返るほどの雄臭い空気の中で、早くもおっ勃てている若手をからかいながら宴はすすむ。
「お?お前結構いいモノ持ってるじゃないか。」
顔を真っ赤にした若手レスラーにふざけてコブラツイストをかける先輩。
「恥ずかしがるなよ。みんな最初はそうなんだ。うん?我慢しなくていいんだぞ。」
先輩レスラーはコブラツイストをかけながら乳首を愛撫してくる。
「あっ・・・ああ・・・・」
ついに先輩はタイツのケツの割れ目に手を入れてきた。
ケツの穴から脳天に走る淫靡な刺激。
「うっ・・・!」
若い盛の後輩レスラーはタイツの中に射精した。
「お!お前も男になったじゃないか。はははははっ!」
豪快な笑い声が海辺の離れに響き渡る。
夏の間、何度も先輩にイかされて濃くなっていくタイツの染みが、
若手を雄のプロレスラーに成長させる。

レスラーズ・ハイ⑦赤と黒

今夜集合場所として指定されていたのは、某有名ホテルのパーキングだった。
黒塗りのリムジンに近づいていくと、何度か見たことのある運転手が立っていた。
僕は定期入れからオフシルバーに鈍く光るカードを出し、運転手に見せた。
運転手は無言でカードを受け取ると、手に持っていたカードリーダーに通した。
「田代誠二様ですね。」
僕が頷くと、運転手はリムジンの座席ドアを開け、軽く一礼して僕を中に促した。
車中にはすでに5人の男が座っていた。
知った顔はいない。皆無言だ。
リムジンの中では客同士が会話することは厳禁とされている。
約束の時間になり、なんの合図もなくリムジンが走り出した。
窓には特殊なコーティングが施されているのか外はまったく見えないので、どこを走っているのかはわからない。
会場に着くまでの時間はいつもまちまちだったが、だいたい60分ぐらいで着くことが多いようだ。
今日は面白くない日だったな。
僕は日中の職場でのことを思い出し陰鬱な気分になった。
思いっきり発散させてくれよ。こんな時のために高い会費を払っているんだからな。
僕は気持ちを今夜の地下プロレスマッチにシフトして、嫌なことを心から追い出そうとした。
今晩もバズーカ緒方は出るよな。
緒方の逞しい肉体、エロいやられ姿を思い浮かべると、あっという間に僕の気分は高揚していった。
スーツの下に履いている競パンの中で僕自身が硬さを増して行った。
会場での自慰行為は自由だ。
試合を見ながら競パン越しに陰茎を扱いたり、玉に刺激を与えたり、ケツの穴をいじったりしながら射精するのが、僕の会場での愉しみ方だ。
周りの連中も思い思いにオナっているので恥ずかしくはない。
緒方の射精とタイミングを合わせられたら最高だな。
早くも僕の男根はカウパー氏線液を分泌し始めている・・・・


「さあーいよいよ本日のセミ・ファイナル。バズーカ緒方vs暗黒仮面の一戦です!
華々しくTHPWに戦線布告したブラック・パイルでしたが、その先鋒として緒方に挑んだスコーピオン桐谷は、失神KOで破れ去りました。
以来、後発が途絶えたかに見えたブラック・パイルでしたが、長い沈黙を破り、今夜2人の新レスラーを再びTHPWのリングに送り込んできました。
暗黒仮面に続き、メインイベントではチャンピオン・エンペラー権田にメガ・バズーカ黒杭が挑みます。」
(望・・・頑張れよ・・・)
実況ルームで新垣裕之は、恋人のエンペラー権田に心の中でエールを送った。
今夜、解説者として新垣の隣にいるのはTHPWの支配人、佐田だった。
黒杭と通じているのでは?という疑惑がある問題の人物だ。
「佐田さん、メガ・バズーカ黒杭は、ブラック・パイルの総長の黒杭嘉右衛門氏の息子であるという情報もありますが、どうなんでしょう?」
「おや、よくご存知ですね。どちらでお聞きになったんですか?」
新垣は内心「しまった・・・」と思いながら顔には出さず、
「いや、名前が一致してますんで、会場内でそんな噂になってるんですよ。」
と素知らぬ顔で答えた。
「そうですか・・・」
佐田の眼鏡のフレームが今夜はいつにも増して細く鋭く見える。
「お察しの通り、メガ・バズーカ黒杭は黒杭嘉右衛門氏の長男です。ただし妾腹の、ですが。」
「佐田さんは詳しくご存知なんですね。」(やはりこの人は黒杭に寝返ったのか?)
「ふふふ・・・私はTHPWの支配人として、必要な情報は持っています。
公には黒杭氏には3人の娘があるだけ、となっています。しかし黒杭氏ほどの人になるとやはり、一人の奥様だけというわけにはいかないんでしょうな。羨ましい限りですが。
この長男を生んだ女性は元女子プロレスラーです。お名前はここでは申し上げられませんが、大変有名な方です。残念ながらもうお亡くなりになっているそうです。黒杭氏にとっては待望の男の子だったのですが、いかんせん妾の子、なかなかすんなり後継者、というわけにはいかなかったようですな。」
いきなりすらすらと語りだした佐田に、新垣は驚きながらも黙って聞くことにした。
「この長男が幼少の頃から格闘技に興味を持ち、またかなりの逸材だったそうなんです。柔道、空手、ボクシングなどあらゆる格闘技に習熟し、恵まれた体格と身体能力で大学から始めたアマレスでは瞬く間に五輪候補になったということです。」
「黒杭会長にそんな息子さんがおありだったとは。でも五輪出場ということになればもっと話題になっていても良さそうな気もしますが。」
「結局、五輪には出ていません。アマレスの実力は金メダル級でしたが、素行の悪さも超一流だったのです。」
佐田はふふふ、と笑った。
「当時の大学アマレス界では試合中に射精する選手が多発したそうです。ふふ・・そう、この長男、黒杭大凱(くろくいたいが)の仕業です。彼はこの時すでに地下プロレスラーとして生きることを運命づけられていたのかもしれませんな。」
佐田の話は新垣を不安にさせるのに充分だった。
(この間の急ごしらえのレスラーとは違う。メガ・バズーカ黒杭は・・・)
その時、会場から大歓声が聞こえてきた。
新垣は気を取り直し実況に集中しようとした。
「会場が熱狂しています!今やTHPWの大スター、バズーカ緒方がリング・インだーっ!」


頭からすっぽりと黒いタオルをかぶって花道を入場してきた緒方。
リングインと同時にタオルを取り去った。
短髪の野郎臭い精悍な顔立ちは、今夜はさらに眼光に威力がある。
黒いノースリーブから突き出た両腕は、ただ筋肉隆々なだけではない、強い男のオーラを放つ。
そしてダークレッドのショートタイツを着けた下半身は、それ自体が凶器であるかの如く闘う雄の色気をみなぎらせている。
緒方はリングの対角の果てをじっと見据えている。
突如パイプオルガンの音色が会場に鳴り響いた。
トッカータとフーガ。
不吉な旋律ではあるが、どこかベタなその選曲は、こちらを小馬鹿にしているようにも感じられる。
選手入場口のカーテンの向こうから現れたのは、
真っ黒な影だった。


「ついに暗黒仮面が我々の前に姿を現しました!
なんといういでたちでしょう!暗黒仮面という名のとおり全身真っ黒です!
漆黒の全身タイツ、黒いシューズ。そして黒いマスク!そのマスクにはなんとも不気味な笑みが描かれています。
それにしても全身タイツのシルエットのなんと逞しいことでしょう!
まさに微笑む筋肉の塊だーっ!」


今晩の緒方の相手、暗黒仮面が僕のすぐそばを歩いていく。
花道に接した席だと間近にレスラーが見られるからトクした気分だ。
バーズカ側ではなくてがっかりしたけど、この暗黒仮面もかなりエロいぞ。
相当なバルクマッチョだが、体つきのバランスがいい。
全タイの下にはビキニ型のサポーターを履いているらしく、ブリブリのケツにラインが浮き上がっている。歩みとともに蠢くように形を変えるケツの割れ目のなんと艶かしいことよ。
僕の横を通り過ぎる時に一瞬見えた、あの股間の盛り上がりはどうだ!
素晴らしい!
今夜はあいつと緒方がリング上で汗まみれで肉体をぶつけ合うのだ!
ああ・・・ぼくは今にも射精してしまいそうだ・・・・


「緒方、ふざけた奴が出てきたが油断するな。あいつは今までとは違うようだぞ。」
セコンドの長谷部がリング下から緒方に声をかける。
朝倉と大岩もこわばった表情でリングインしてくる暗黒仮面を見つめている。
「わかっている。あいつはなんちゃってレスラーじゃない。本物のプロレスラーだ。」
緒方のプロレスラーとしての本能が、暗黒仮面の危険さを感じ取っていた。
カーン!
死闘の幕開けを告げるゴングが鳴った。


「いよいよブラック・パイルの第2の刺客、暗黒仮面がベールを脱ぐ時がやってまいりました。
暗黒仮面、リング中央に歩み出て、そのまま仁王立ちの格好だ。
フットワークを入れながら間合いを計っている緒方と対照的です。
なにか余裕を感じさせるような暗黒仮面の堂々とした立ち姿です。
あっと!いきなり緒方のドロップキックです!助走ををつけずにいきなり飛んだーっ。
暗黒仮面、不意を突かれたか!
おっとー、暗黒仮面、微動だにしません。かなり強烈に顔面あたりにヒットしたように見えましたが、まるでなんのダメージも受けていないような様子です。
緒方、続けてローキックだ!バシッと凄い音がしました。
あっ!暗黒仮面、仁王立ちの姿勢をまったく崩しません。緒方の蹴りは効いていないのか!?
緒方もこれには戸惑っている様子です。
おっと今度は、ロープの反動を利用してー、ラリアットだーっ!
なんと!暗黒仮面、ビクともしません!
緒方、今度は後ろからタックルだ!
なんということだ!暗黒仮面これにも倒れません!
緒方の攻撃はまったく歯が立たないのかーっ!」


(なんだ、こいつ。まるで巨大な岩石を相手にしているように俺の攻撃が効かない・・・)
緒方は次第に焦りを感じ始めていた。
これまで放った技はどれも完璧に決まっているはずだった。
なのに相手にダメージを与えたという手応えが全くない。
(焦ってはだめだ。)
タイツの食い込みを直しつつ、緒方は自分の気を鎮めようとした。
「思ったより大したことないようだな。」
突然、暗黒仮面が言葉を発した。
「貴様レベルの雑魚には、坊ちゃんが相手するまでもない。この暗黒仮面が始末すれば充分だ。」
「なんだと・・・!」
(いかん、ここで挑発に乗っては・・。ブラック・パイルのことだ、どんな罠があるかもしれない。
だが、坊ちゃんって誰だ?例の黒杭の息子のことなのか?)
「もう貴様の攻撃は終わりか?それでは今度は私の番だな。」
と、言った直後、暗黒仮面が消えた・・・・!
と思った瞬間緒方は足をすくわれ、マットに仰向けに倒れていた。
暗黒仮面が目にも止まらぬ速さでしゃがむと同時に足払いをかけたのだ。
あっと思ったときには、鉛のように重い足が緒方の首に降ってきた。
「がっ!」
衝撃で一瞬呼吸が止まる。
咳き込む間もなく凄まじい力で上体を起こされ、次の瞬間には緒方は弧を描いてマットに後頭部を叩きつけられていた。
つかの間、緒方から左右上下の感覚が消えていた。
感覚が正常に戻った時には暗黒仮面に膝を抱えられ持ち上げられていた。
「貴様のようなのろまでは、私のスピードについてこれまい。」
暗黒仮面が緒方の膝を自身の膝に叩きつけた。
「ぐわぁっ!」
膝を抑えてのたうちまわる緒方の腹に、暗黒仮面は容赦のないフットスタンプを落とす。
「ごふっ・・!」
全身のあらゆるところに矢継ぎ早にダメージを受け、緒方の動きは確実に封じられていった。
(こいつは・・・やはりただの筋肉野郎じゃない・・・)
呼吸を整える間も取れないまま、緒方は再び膝を捕まえられていた。
(またニークラッシャーを食らったら、俺の膝は完全に潰されてしまう・・・)
緒方はなんとか逃れようと暗黒仮面の首を掴み頭部にパンチを浴びせた。
「ジタバタするな。今度は膝を狙っているわけではない。」
緒方のパンチをものともせず、暗黒仮面は緒方を持ち上げたままロープ際に移動した。
そしてトップロープの上に緒方を落とした。
「ぐぎゃぁっ!!!」
緒方の股間がトップロープに直撃した。
ロープのワイヤーの硬さが、緒方の急所に突き刺さるような痛みをもたらした。
「貴様はこんなふうに玉を甚振られるのが好きだと聞いている。これは私からのサービスだ。悦んでもらえるかな?」
トップロープに跨った体の緒方の方足をロープにくぐらせ、両足を掴む暗黒仮面。
緒方の上体は場外方向に頭部を向けリングの外にあり、ロープに股間を押し付けたまま両足はリング内の暗黒仮面に掴まれている格好だ。
暗黒仮面は掴んだ緒方の足をリング中央に引っ張り始めた。
「おわぁっーー!!!!」
急所がロープに押し付けられる。身をよじると今度はケツの割れ目にロープが食い込む。
硬いロープがリングに中央に向かってしなっていく。
「聞きしに勝るよがり様だな。プロレスは三流でも淫乱ぶりは超一流だな。」
「くそっ・・・・があぁ・・・おお・・・・」
まさにロープを使った電気按摩地獄に緒方の股間には早くも先走りの染みができていた・・・・


「なんということでしょう!?こんな責めは見たことがありません!緒方、脂汗を浮かべて苦しんでいます!恐るべし暗黒仮面!一体暗黒仮面とは何者なのでしょう!?」
「ではまた私が支配人としての情報を提供しましょう。彼は黒杭大凱がプロレスをするために渡米した際に、付き人として同行した黒杭組員なのです。アメリカの地下プロレス界で武者修行を積む大凱に寄り添ううち、彼も肉体的に鍛錬されていき、いつしか地下プロレスラーとしてリングに上がるようになったのです。二人はアメリカではもはや対戦相手が見つからないほど恐れられているそうですよ。一体何人のレスラーを血祭りにあげたのか・・・・ふふふ・・・」
(なんなんだこの人は、完全に黒杭側に肩入れしているみたいじゃないか・・・!?)
新垣は、隣に座る佐田に言い知れぬ嫌悪を感じながらも職務を全うしようとしていた。
「暗黒仮面もメガ・バズーカ黒杭も、なんとアメリカの地下プロレスラーであったという衝撃の経歴が明らかにされました!この残虐技もアメリカじこみなのかーっ!緒方!日本の地下プロレスの意地を見せてくれーっ!」


「さて、充分楽しんでくれたかな?私の方はいささか飽きてきたのでこのへんでやめさせてもらうよ。」
暗黒仮面は緒方の足をさらに強く引っ張った。
「ぐぅおーーーーっ!!!!」
緒方の急所はロープにグリグリと押し付けられ、タイツ越しに玉の変形具合が確認できるほどだ。
すると、暗黒仮面が緒方の両足を急に離した。
極限までテンションをかけられていたロープの反動で、緒方は人間弓矢よろしく場外に吹っ飛んだ。
客席の男たちが悲鳴を上げて散った客席に、緒方は叩きつけられるように墜落した。
パイプ椅子が散乱する中で伸びている緒方。
意識の有無を確認するためにレフェリーが場外に降りてくる。
「緒方!大丈夫か?」
「ぐぅ・・・ぐぐっ・・・・」
うつ伏せに倒れた緒方が、両腕を立てて起き上がろうとする。
レフェリーが試合続行の合図をだした。
「大輔っ!」「緒方さん!」
朝倉と大岩が駆けつける。
後方から長谷部も息を切らして走ってくる。
するとブラック・パイル側からもガラの悪い連中が走ってきた。
倒れた緒方を挟んでにらみ合いの構図だ。
突如、暗黒仮面がリングを降りてその人垣のあいだを突進してきた。
散らばったパイプ椅子を手に取ると、緒方をメッタ打ちにし始めた。
「雑魚のクセに、なかなかしぶといやつだ。あそこで失神しなかったことを後悔させてやろう。」
「があっ!ごほっ!うおあっ・・・・!」


ああ・・・今夜の試合は凄すぎる!
あの真っ黒レスラーやるなー。僕の緒方をあんな風に甚振った奴が他にいたか?
しかも、緒方が客席に落ちてくるなんて、すげー間近で緒方のケツを見ちゃったよ。
のたうつ緒方のケツ、なんてエロいんだ!
ああ・・あのケツに顔をうずめたい・・!割れ目に指を突っ込んでグリグリしたい・・・!
げっ!真っ黒レスラーが椅子攻撃だ!うわ~マジでひっぱたいてるよ!
うおー、緒方エロいー!超苦しんでんじゃん!
あーたまんねえ!もうズボン脱いじゃお。
緒方と同じ赤い競パンだよ!アシックスだよ!ハイドロCDだよ!あーたまんねー!
あっ仰向けになったぞ!
おお!緒方のチンポますます勃ってるじゃないか!?
スゲェ、スゲーよ!先走りのシミも見えるぞ!
かーっ写真撮りてー!でもカメラもスマホもケータイも持ち込み禁止だもんな~。
ああー超エロいよー!
この風景、僕の心のネガにしっかり焼き付けるからね!緒方!


「場外が大混乱しています。椅子攻撃の餌食になった緒方!防戦一方だ。暗黒仮面、ヒールの本領全開です!
両陣営のセコンドたちも一触即発といった雰囲気ですが、暗黒仮面の鬼気迫る迫力に圧倒されているようにも見えます。
あっと暗黒仮面が緒方の短髪を掴んで、あーっ!鉄柱に叩きつけた!ごんっと鈍い音が響きました。
緒方、大の字でダウンしています。あーっ流血した模様です。
おっとーっ暗黒仮面、流血した緒方の傷口にパイプ椅子でさらに攻撃を加えているー!
もうグリグリと椅子をこすりつけています!、あー夥しい流血です!
緒方、非常に苦しい情勢です!」


緒方は場外で痛めつけられながら、身体がバラバラになっていくような感覚と同時に、電流のようなエクスタシーをも感じていた。
(こいつは、強い・・・こいつは、俺より強い雄なのか・・・!?)
観客たちに、間近で自分が甚振られるのを見られている。
勃起したタイツの膨らみ、先走りのシミにも、たくさんの視線がつき刺さっているのがわかる。
朦朧としていく意識の中で、緒方はこのまま快感の濁流に飲み込まれていってしまうのもいいかも、と思い始めていた。その時、
「緒方!負けるな!」「がんばれ緒方!」「バズーカしっかりしろ!」
観客たちから緒方を応援する声が聞こえ始めた。
それは次第に大きくなり、ついには「オ・ガ・タ!オ・ガ・タ!オ・ガ・タ!」観客の大合唱になった。
(ふっ、まだここで俺が敗けるのは望まれていないらしいな・・・・)
緒方は力を振り絞り、額に押し付けられている椅子を払い除け、緒方を跨ぐように立つ暗黒仮面の急所を蹴り上げた。
「うっ・・・・!」暗黒仮面が呻いて後ずさった。
「さすがにそこは鍛えられねえよな・・・・」
緒方はエプロンを掴んでヨロヨロと立ち上がった。
「この雑魚が・・・生かしてはおけない・・・!」
急所を蹴られて、これまで冷静だった暗黒仮面が逆上したらしいことが、微笑みマスクを通して感じられる。
暗黒仮面は、まだふらつく緒方に突進すると髪を掴み、エプロンに額を打ち付けた。
「おぅわっ!」血しぶきが飛び散る。
そしてタイツの腰の部分を掴み、緒方の身体をリングに無理矢理上げた。
競パンの日焼け跡がくっきりと浮かぶ緒方の逞しい臀部が顕になる。
Tバック状態の緒方は、リングを転がりながらケツの食い込みを直す。
続いてリングに上がった暗黒仮面は怒りを全身にみなぎらせていた。
猛烈な勢いで緒方に突進すると、直されたばかりのタイツを掴んで緒方を立たせる。
再びタイツが緒方のケツに荒々しく食い込む。
「貴様は今夜で終わりだ・・・」
突如、暗黒仮面は緒方の急所を掴んだ。
「ぐわぁっ!」
万力で潰されるかのような痛みが緒方の金玉を襲う。
暗黒仮面は急所を掴んだまま緒方を担ぎ上げた。
アルゼンチン・バック・ブリーカー!
右手は緒方の急所をぐりぐりと握り、左手では乳首をつまんでいる。
「これがアメリカ地下プロレスの流儀だ。」
「おお・・・うあ・・・おあ・・・・」
暗黒仮面は急所を掴むと同時に、親指を緒方のタイツ越しのケツの穴に押し付けていた。
リング上空のカメラが、悶絶する緒方の姿を捉え、大型スクーリーンに映し出した。
まさに陵辱されるヒーローの姿だ。
暗黒仮面が緒方を担いだまま跳躍しはじめた。
どすん!暗黒仮面がリングに着地するたびに、緒方の腰、急所、アナル、乳首に凄まじい衝撃がもたらされる。
「がはっ・・・ごあっ・・・・」
緒方の悲鳴が次第に弱くなってくる。
「私にこの技を出させたのは褒めてやろう。だが、もう終いだ。」
暗黒仮面は膝を深く折ってタメをつくり、ひときわ高く飛び上がった。
「うおりゃっ!!!」
ドシーン!!!轟音とともに暗黒仮面が片膝立ちで着地した。
緒方の四肢がビキーンと硬直した。そして・・・
ドピュッ!
ついに緒方が射精した。
ザーメンが赤いタイツを伝ってドクドクと溢れ出している。
「どうした。あの決め台詞は言わなくていいのか?」
緒方は暗黒仮面の肩の上で痙攣している。
「そんな余裕はなさそうだな。」
暗黒仮面は緒方の急所と首を掴んだまま頭上高く緒方をリフトアップし、そのまま膝の上に落とした。
ゴキッ!
ベインに背骨を折られたバットマンのように、緒方が断末魔のうめき声を漏らす。
「ぐぅお・・・・」
暗黒仮面の膝の上で体を反らして痙攣する緒方。
瀕死の身体とは裏腹に、その巨根は白い雄の精を放出し続けていた。

つづく

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後輩に完敗

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中○上靖文選手と征○匠選手の一戦。
靖文はチャンピオン・カーニバル出場を賭け、後輩の匠に挑みます。
中○上選手はこっち受けがいいレスラーで、なんといっても弱さが最大の魅力です。
やられっぷりがエロくて、あの「やられの帝王」(俺が勝手に命名)の菊○毅選手の後継者は彼しかいない、と思ってます。
緑のショート・タイツのもっこり具合がとてもそそります。
対する征○選手は、兄の学との試合で顎を怪我して残念ながら引退してしまいました。
ムチムチボディと赤いパンツが俺のお気に入りだったのに・・・本当に惜しい!

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匠のストレッチプラムが決まった!
後輩の逞しい腕に締められ、靖文の意識は飛んでいった。
「先輩、悪いけどチャン・カーには俺が行かせてもらいますよ。」
「くそ・・・・ああ・・・」
靖文は失神寸前で無念のタップ。

000265799.jpg
大事な試合で後輩に完敗・・・・
靖文は屈辱感で、股間が熱くなるのを抑えられなかった。
匠の赤いタイツの股間さえ、自分を凌駕しているような気がする。

000271839.jpg
まだ立ち上がれずにダウンしている靖史に、匠が勝ち誇った一瞥をくれる。
自分を倒した後輩が、堂々と花道を退場していく。
その逞しい赤いタイツのケツに、図らずも欲情する靖文であった。

↓動画はこちら↓
屈辱は蜜の味

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プロフィール

washigo

Author:washigo
プロレス、競パン、逞しくてエロい男が大好きな野郎です!
俺の妄想世界にお付き合いのほど、よろしくお願いします!

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