イケイケの先輩オーヤにいいように甚振られているのは新人のハタナカ。
大勢が見ている中で無様な姿を晒され、男のプライドはズタズタだった。
大人げないオーヤは後輩に花を持たそうなどという気などないようだ。
黒パンツ一丁でボロ雑巾のように扱われる屈辱。
だが、オーヤの非情さはハタナカに「男」を感じさせていたのだった。
先輩・・・俺をめちゃめちゃにしてくれ・・・・
おう、オマエのヤラレ顔、サイコーだぜ・・・・・
と言わんばかりに、オーヤの責めはハタナカの肉体を痛めつければ痛めつけるほどある種の「熱さ」を増していくのだった。
フォールが決まった時、赤タイツと黒タイツはその内に収めるモノの熱さに溶けんばかりだった。
タカシ(ハタナカ)・・・・俺のものになれ・・・・・
うっす・・・先輩・・・・・・
男の聖域たるリングの上で二人は結ばれたのだ。
既出の記事で、オーヤとハタナカはタッグを組んでいる。
オーヤのアドバイスで髪を伸ばしタイツをブルーにしたハタナカ。
そして敵チームには、ハタナカとほぼ同期のあのオリハラがいたのである。
実はオーヤは元々オリハラに懸想していたのだが、全く相手にされず苦々しく思っていた。
今はハタナカという弟ができたとは言え、昔の恋心はそう簡単に消えるものではない。
憎い片思いの相手に股間を押し付けるオーヤの姿は、発情した雄の獣にしか見えなかった。
そんなオーヤを見て、心が張り裂けんばかりだったであろうハタナカ。
恋敵とも言えるオリハラを叩き潰さんと果敢に挑んだものの・・・・
新人の中で最も有望株と目されているオリハラはやはり強かった。
ジャーマンで完璧なフォールを奪われてしまう。
「タカシ!」
ジャーマン2連発で反失神状態のハタナカを抱き起し、オーヤは必ずや仇を取ることを誓う。
「タカシ・・・・すまなかった。俺の腑抜けな態度がオマエの平常心を奪ったんだ。
きっと俺があの生意気な若造を葬ってやるからな・・・・・!」
やがて訪れたオーヤVSオリハラのシングル戦。
オーヤは持てる雄力をすべて仇敵にぶつけていった。
しかし、若手のホープのヤラレ顔は男心を刺激せずにはおれないのだった。
オーヤは必死にハタナカの顔を思い浮かべ、それ以外の邪念を振り払おうとした。
だが・・・赤タイツの股間の膨らみは成すすべもなく膨張していった。
「センパイの赤パン、エロエロっすね。
俺もちょっとクラクラするっすよ。
でも、俺はアンタなんかに負ける器じゃないんで、スイマセンね。」
一瞬の隙を突いて、オリハラのしなやかなボディーがオーヤの野獣体型を組み伏せる。
後輩にシングル戦を取られたオーヤは、その後ハタナカと共に日陰の存在となっていった・・・・
「リングに咲く魔性」。
あの頃のオリハラが纏うオーラは、まさにそういうものだった。
肌を合わせる男たちをことごとく惑わす青年の色気。
プロレスでのし上がるためには必須の資質なのかもしれない。
↓動画はこちら↓
リングに蠢く恋模様、な~んて
- 関連記事
-
エロかったんですね