かつて新マンの赤ハイレグをこれでもかと痛めつけ、地球人が見守る中ヒーローを葬ったばかりか、屈辱の逆さ磔で嗜虐趣味を全開に展開したナックル星人。
平成のウルトラに対しても一切の手加減なく責め苛む。
しかも星人達はウルトラ達の弱点がカラータイマー以外にあることを突き止めていた。
それは、ウルトラスーツの下の極薄のウルトラインナーに守られた「ウルトラの急所」だったのだ。
「ウルトラの急所」はウルトラインナーが外部に晒されることで活性化し、同時に非常に耐性が脆くなる。
そのことを知ったナックル星人は、ウルトラスーツを少しずつ引き裂いていく過程を愉しんだ。
地球を守るなどとほざくヒーロー気取りが、最大の急所を晒すピンチに震え慄く姿がソソッたのだ。
やがて、ビキニタイプのウルトラインナーの全貌が白日の下に晒された。
逞しい下半身に張り付く三角形の布の中で、ウルトラ最大の弱点がムクムクと膨張していった。
ナックル星人は舌舐めずりしてその隠微な膨らみを猛烈に殴り続けた。
悲痛なウルトラの絶叫とは裏腹に、膨らみは一層膨張していった。
兄弟は次々とビキニ姿にされ、急所を蹂躙されていった。
断末魔とも絶頂の喘ぎともつかない切ない声を上げて倒されていくウルトラ達。
絶望感漂う地球人達に、ダメ押しの諦念をもたらしたのは暗黒の皇帝の出現だった。
エンペラ星人の股間のあまりにも強烈な卑猥ぶりに、勝てるはずもないことを悟ってしまったのだ。
兄弟達の窮地を救わんと、果敢にエンペラ星人に挑んだ父は・・・・
壮絶に敗れ去る瞬間、ウルトラの急所から粘度の高い白い液を漏らし、絶命した。
この白い液こそウルトラたちを超人たらしめるエナジーの源。
エンペラ星人は聖なるパワーの原液を余さず舐めとった。
そして悪の股間はますます巨大に燃え勃つのだった。
ウルトラ・インナーを外気に晒し、急所の暴走を制御できないウルトラ達は、エンペラ星人の尋常ならざる逞しい下半身を見て脱力していった。
膝から崩れ落ち、あの禍々しくも黒い魅惑に満ち溢れる突起物に刺し貫かれる自分を予感したのだ。
(愚かしく、そして愛おしい地球人よ、我々は君たちを守れなかった・・・・・)
圧倒的な力に組み敷かれるウルトラの戦士たちの散り様は、皮肉にも究極の雄々しさを湛えていたという・・・・
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