道場ではケツ割れしか穿かない。
裸で闘い、それを見せることを生業としている男だけが立ち入る場所だ。
なんの気兼ねも必要ない。
素っ裸とはまた違う心地よさ。
ほんのわずかな布を纏うだけで、露出されているケツに素晴らしく開放感を得ることができるのだ。
サンドバックを蹴るたびに俺のケツ穴がチラチラと見えるのだろう。
熱い視線を感じることは珍しくない。
間近に迫った異種格闘技戦に備え、徹底的に腹を鍛えぬく。
対戦相手のムエタイ野郎はボディー責めを得意としているからだ。
ケツ割れ一丁の姿のままバットで殴られていると、性的プレイをしている錯覚に陥ってしまう。
俺の呻き声が次第に悶え声に変化していったことを、トレーナーは気づいただろうか。
おそらくトレーナーも妙な興奮を覚えたに違いない。
バットでは飽き足らず、色んなアイテムを持ち込むようになった。
俺の腹筋は、理不尽な衝撃に対して悦びを感じるまでに進化した。
見てろよ、ムエタイ野郎。
日本のプロレスラーの恐ろしさを思い知らせてやるぜ。
そして運命のゴングが鳴った。
思った通り、ムエタイ野郎は腹を執拗に責めてきた。
俺の貪欲な腹筋が、未知の攻撃の快感に張りを増した。
はずだった・・・・
ヤツの膝蹴りを食らった瞬間、その破壊力の凄まじさに俺は今までの特訓が無意味だったことを悟った。
レベルが違う・・・・
バットや大槌など比較にならない鍛え上げた男の膝の威力。
俺は敗北を覚悟した・・・・
道場での特訓は試合に勝つためには不十分だったが、妙な副作用をもたらしていた。
腹筋に与えられる暴力が、脳内で性的快感に変換されるようになっていたのだ。
嵐のような腹責めに息も絶え絶えになりながら、痛いほどに膨張する己の男根。
今や俺の脳内は制御不能だった。
そしてついにムエタイ野郎のトドメの一撃が俺の腹を抉った。
眼から飛び散る火花が自分で見えた。
腹筋の筋繊維が引き千切れるビジュアルが鮮明に浮かぶ、
現実に破壊されることで、腹筋の性欲発動装置がクラッシュした。
「ぐはあっ・・・・ああああっ!!!!」
ダメ押しの肘打ちを食らう頃には、俺はすでに昇天済みだった。
そう、身も心も男根も昇天していたのだ。
俺の失神(+射精)KOの様子は全国にTV中継されていた。
試合のあくる日、なにもかも捨て一から鍛えなおすために俺は山に向かった。
ケツ割れ一枚だけ持って・・・・・
おまけ
プロレスラーの特訓の光景って萌えます。
特に昔はその実態は謎に満ちていて、妄想し放題でした。
上の画像はサカグチさんが狂虎シンとの対戦に備え、首を鍛えているシーンだそうな。
あの東スポの記事っすからマスコミ用に設えたものなんでしょうけど、
最初っから反則ロープ攻撃をシミレーションするってなんかエロいっす。
いかもショートタイツで。
完全にプレイの領域っすね(笑)
そこまでしても本番ではやっぱりやられまくって敗北って・・・・
サカグチさんオイシすぎー(笑)
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昭和な角刈り+グローブ+ショートタイツって取り合わせは珍しくて興奮します。