王者とはなんと過酷な立場だろう。
自らの命を削るごとくオーラを放ち、受け取るのは夥しい数の他者の「気」だ。
場内に渦巻く期待、羨望、妄想を跳ね返すために、デイモスは己の肉体を鍛え上げる。
そして闘志を奮い立たせるために、特注のタイツを穿くのだ。
尋常ではない「気」の海をかき分けてようやくリングに辿り着くと、
そこには殺気を漲らせた若き挑戦者が待っていた。
黒いショートタイツのブライアンの、この試合にかける意気込みは凄まじかった。
「死ねや!オッサン!」
拳の雨あられがデイモスに降り注いだ。
スピード、テクニック、そしてパワーさえ、ブライアンはデイモスを凌いでいた。
「テッペンを獲る!」
濁りのない荒々しい野望が、ブライアンの筋肉を躍動させていた。
制御不能の若さは、目の前に聳える壁を破壊することだけでは満足できなかった。
その権威を踏みにじり貶めることで己の強さを誇示しようと目論んだのだ。
コーナーで膝関節を踏みにじられて絶叫するデイモスに観客が声援を送る。
「デイモス!ガンバレーッ!」
だが、年下に嬲られまくり、場外で無様に大の字になるパンツ姿の大男の姿に、場内の空気が変わっていく。
「デイモス・・・大丈夫か?」
「ブライアンって強えぇー!」
「もう歳なんだ・・・・ついにデイモスが王座から落とされる日が来た・・・・」
しかし、デイモスは倒されても倒されてもフォールを跳ね返した。
勝ちを確信しながらも、極めきれないブライアンが苛立つ。
「オッサン!さっさと楽になっちまえよ!
死ぬぞ!」
長年デイモスと苦楽を共にしてきたレフェリーのマークもヤバイと感じていた。
「おい!デイモス!もう充分だ。
お前は立派に闘ってきたんだ!
もう立たなくていいんだ!」
脂汗を瀧のように流すデイモスが息も絶え絶えにつぶやく。
「ま・・・まだ、負けられないんだ・・・・・
俺は・・・・・チャンピオンだから・・・・・・」
デイモスのベルトに対する想いとは、どれだけの覚悟の上に成り立っていたのか・・・・
マークが目頭を熱くしたその時、
「どけどけーっ!」
若さとは、決して辛抱できないものなのか。
キレたブライアンがパイプ椅子を振り回して突っ込んできた。
「死ねや!オッサン!」
パイプ椅子の嵐が、デイモスを飲み込む。
「ぐは・・・っ!」
思慮の欠片もない単なる暴力が、筋肉を、骨を、砕いていった・・・・・
やがて王者はピクリとも動かなくなった。
「デ、デイモス・・・・・!」
涙目のマークが大男に駆け寄る。
「だ・・・・・大丈夫か!」
「・・・・・そう・・・・だ・・・・」
デイモスが何かつぶやいている。
「え!?なんだ?どうした!?デイモス!」
「イキそうだ・・・・・」
マークは絶句した。
数えきれないほどの強敵を倒してきた王者のデイモスが、
あり得ない非常な責めについに力尽きようとしている。
そしてさらに、射精させられようとしているのだ!
あと一発食らったら、デイモスは雄汁をぶっ放すだろう。
だめだ!王者の最後を汚してはならない!
マークは試合終了のゴングを要請せんと振り返った。
その時!
リングに乱入してきたのは伝説のハードコア・レスラー、ミックだった。
「坊や、デイモスを仕留めるのはまた今度のお楽しみにしておきな。」
ミックは往時の靴下攻撃でブライアンの動きを止めた。
「デイモスはまだまだお払い箱にするには勿体ないからな。」
そして・・・・
デイモスは王座を防衛した。
90パーセントやられまくり、最後になんとか勝つ。
王者のあるべき姿ではあったが・・・・
(今回は危なかった・・・・
もうちょっとで出しちゃうとこだった。
リングで昇天したらどれほどの快楽だろう。
まあ、それは引退する時のためにとっておこう。)
シャワー室で、アンダー・タイツがカウパーでグチョグチョになっているのに気付くデイモス。
そのままオナニーに突入したのは言うまでもない。
スティール・ケージ・マッチに臨んだイエスティンは、対戦相手のブラムに急襲された。
客の目の前で痛めつけられまくり、ブルーのタイツにクッキリと浮かぶイチモツが晒し者となった。
挙句、ブラムはイエスティンのタイツを掴んでケツに思いっきり食い込ませたからたまらない。
ケージの内側で試合開始のゴングを聞くころには、イエスティンはギンギンに勃起していたのだ。
金網の中で闘うのはいつもより燃える。
で、萌える。
イエスティンはそう思っていた。
誰も邪魔できない男同士の世界。
鉄錆の臭いが野郎っぽさを盛り上げる。
ブラムの黒タイツも盛り上がっている。
奴も感じているのだろう。
逞しい筋肉の黒タイツが憑かれたように青タイツにむしゃぶりついてくる。
ああ・・・っ!
ブラム・・・・お前は最高だ・・・・!
もっと俺をめちゃめちゃにしてくれ・・・・・!
でも一応仕事だし。
イエスティンはプロだから情欲に溺れきることはない。
打ち合わせ通り、ケージ越しの攻防があって、この後イエスティンが落ちたブラムにフライング・ボディー・プレスを決めて・・・
とイエスティンは段取りを反芻していたのだが、
なんとここでハプニング!
足を滑らしたブラムが股間をロープに強打!
「ふぐぐ!」
ブラムの切ない悲鳴にイエスティンはピンときた。
「コイツ・・・イッたな。」
ただでさえイエスティンを攻めまくってフル勃起していたところに、
予想外の金玉ショック。
(そりゃ射精するさ。)
快感に痙攣するブラムは放っておいて、イエスティンはケージを乗り越え勝利!
(まあまあ段取り通りだからいいか。)
金網の内側では散々やられて見せたイエスティン。
(金網越しの青タイツ悶えはエロかっただろうな。)
ここはきっちり最後の演技。
卑劣な相手に苦しめられながらも勝利したヒーローの役だ。
性も根も尽き果てたという設定で大の字ダウン。
間近に客の視線を感じるから思わず勃ってしまう。
(よーく見てってくださいよ~。
俺のカラダ、激エロっしょ!?)
それにしても・・・とイエスティンは思う。
(ブラムの奴、勝手にイキやがって!
あとで一緒に楽しもうと思っていたのに。
ムカつくから金玉虐めてやろうかな。)
彼はリングの外ではドSなようで・・・
全然弱い奴だと舐めていたのに・・・・・
汗に透けるイエロー・タイツについ見とれていたら、
こんなエロ技でやられちまったよ。
敵の股間を嗅がされつつ、自分のケツは晒し者。
くっそー、やっぱりエロい野郎だったんだな!
ベイビーフェイス・ピットブル兄貴の甘い後悔。
↓動画はこちら↓
筋骨逞しいって素敵↓イエスティンとデイモスの過去動画はこちら↓
「ndy jbbr」↓ベイビーファイス・ピットブルの過去記事はこちら↓
「ボコボコ!」「正調赤パンやられ」「セオリー通りって美しい」
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