チャンピオンたる男は格好良くなければならない。
ベルトの下の膨らみはあくまで堂々と。
王者とは、すなわち雄の頂点なのだ。
しかし・・・・
ヤマトは若き挑戦者に圧倒されていた。
シミズにはすでにタッグマッチでフォールを奪われている。
この上シングルマッチでも黒星を喫するようなことになれば、王者の威厳は失墜するだろう。
だが、パワーボム三連発、この限界を知らぬ猛々しい若さに、ヤマトはもはや戦闘不能状態にまで消耗していたのだ。
功名心の塊である若い獣は、息も絶え絶えなショートタイツに情けをかける気など毛頭ない。
己の必殺技を決めなければ納得できないのだ。
王者が木偶人形のようにマットに叩きつけられる。
一切の手心を加えられないハンギング・ボムは、ヤマトを完全に葬った。
タッグマッチの時のように、黒い快感に怒張した男根から白い雄汁が噴き出した。
失神射精KO、これだけで充分に王者の尊厳は粉々に打ち砕かれていたのに・・・・
挑戦者シミズは、二度と這い上がってこれないほどの屈辱を王者に与えたかったのだ。
下剋上・・・・
世代交代の光景は常に残酷なのだ・・・・
一発目のハンギング・ボムですでに捲れあがっていたヤマトのタイツ。
シミズはさらにタイツを掴み食い込みを完璧な形にした。
男の誇りだったタイツが、衆目の中惨めに捲り上げられる。
男の尊厳が一瞬にして汚染されていく。
褌状態のまま、10歳も年下の男に高々と担ぎ上げられる。
己の全体重が紐状となったタイツにのしかかる。
マットに後頭部がのめり込む一瞬前、前立腺へのあり得ない刺激に、ヤマトは声を上げた。
「あああっ・・・・」
意識が飛ぶのと、2度目の射精はどちらが先だったのか・・・・・
新たなヒーローに釘付けの観客にとって、無様な敗北を晒した男などもはや下着姿で悶える色情男でしかない。
老兵は消え去るのみ・・・・
だが、老兵は死なず。
全てを失ったヤマトに再起はあるのか・・・・!?
※全くのデタラメです。
↓動画はこちら↓
絶対イッてます
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