マサアキは硬派な男を目指して生きていた。
だからプロレスラーとなってからも、下着同然のコスチュームで人前に出ることなど以ての外だった。
今日の対戦相手のミノルのスタイルは、そんなマサアキの美意識にいちいち引っかかるのだった。
ブーメラン・パンツだというだけでもマサアキにすれば理解不能だったが、それが紫色だったりした日には驚愕を飛び越えて、もはや怒りの対象になるのだった。
(男のくせにストリッパーみたいな恰好をしやがって・・・・)
男根の形や大きさが人目に晒されるのを意にも介さず、肉付きのいいケツをぶりぶりと見せつけるミノルに心底嫌悪感を抱くマサアキだった。
(そんな恥さらしな恰好で堂々としている態度が気に食わねえ。
ちょっとは羞恥心ってものを感じさせてやろうじゃねえか。)
マサアキはパンイチのミノルが無様に見えるような攻めを意識した。
「ぅおらっ!見っともねえなー!ケツスジがヒクついてんのが丸見えだぜ!」
ところが、アサアキがミノルを辱めようとすればするほど、ミノルの肌に艶が宿っていくのだった。
場外の客が手を触れられそうなところで、股を思いっきり開いて全身を上気させるミノルの姿に、マサアキは初めて恐怖を感じるのだった。
(コ、コイツ・・・・、恥ずかしくねえのか?
股間があんなにモッコリしているのに・・・・)
攻めても責めても、ミノルの様子は変わらなかった。
いや、それどころかますます調子にのってケツをくねらせ股間を突き出しているようにマサアキには感じられたのだった。
ミノルの逞しく発達した筋肉の上には、程よい弾力の脂肪と吸い付くようなキメの細かい肌。
そしてそれを最小限に覆っているのは、艶めかしい紫色の布なのだ。
(な、なんだコイツ・・・・・
へ、変な気持ちになっちまうじゃねえかよ・・・・・)
男のパンツ姿に図らずも欲情してしまった硬派のマサアキは逆上した。
「オ、オメエは許さねえ・・・・!」
性的なツボを刺激する元凶たるタイツに、マサアキの怒りが集中した。
「こんなパンツ、引っ剥がしてやる!」
しかし、これは完全に逆効果だった。
ミノルのエロエロのケツが極小のインナーとともに視界に飛び込んできた途端、マサアキの股間は誤魔化しようもなく反応してしまったのだ。
「くっそーっ!オレはホモじゃねえぞーっ!」
ミノルの後頭部を蹴り飛ばした時、マサアキの脳内は崩壊寸前なほど混乱していた。
(こ、この露出変態野郎め・・・・・このオレを惑わしやがって・・・・・)
必死で男のプライドを保とうとするマサアキ。
しかし、ダウンするミノルのケツから目が離せない。
理想的な肉付き、挿入を誘発する卑猥な溝、無性に握りたくなる隠微な膨らみ、
そして、紫のショート・タイツ・・・・
(イ、イキそうだ・・・・・!?)
もしこのままミノルが10カウントをダウンしたまま迎えたなら、マサアキは射精していただろう。
KO敗けする男のエロさに気付いたのは、生まれて初めてだったから。
しかし、ミノルはカウント9.8で立ち上がった。
そしてチンコにほぼ血液を集中させて貧血状態のマサアキは、もはやミノルの敵ではなかった。
「なかなかいい攻めをするじゃないか。
気に入ったぜ。
でも、俺の相手をするにはちとウブすぎたかな。」
プロレス界屈指のエロ野郎ミノルは、着衣野郎を余裕で仕留めたのだった。
さて、マサアキの攻めのツボをほぼ見切ったミノル君。
再戦では違った刺激を求めて黄色いタイツで登場。
ボコボコにやられているように見えて、実はすべてミノル君の掌の上。
思う存分プロレス・プレイを楽しんだのでした。
なーんて(笑)
↓動画はこちら↓
貫禄すら感じさせるエロ野郎↓過去記事もどうぞ↓
「稔りの季節に髪を切る」 「稔る」 「紫のムッチリ」
- 関連記事
-
“どうだ!”みたいな感じで...。お世話になりました、笑。