ハードなトレーニングと綿密な食事制限。
ストイックな日々の果てに俺は理想の肉体を手に入れた。
やせっぽちだったハイスクールでの俺はもういない。
誰もが羨む極上ボディーの使い道はただひとつ。
そう、これこそが俺が生きる意味・・・・
それはプロレスのリングで思う存分この肉体を見せつけること。
そもそも雄の肉体が逞しいのは、進化が男に闘うことを運命づけているからにほかならない。
筋肉は闘いの中でこそ美しく躍動するのだ。
プロレスは男の中に眠る根源的な欲求を呼び覚ます。
実際にプレイする者にも、見ているだけの者にも。
平和な文明人として生きつつ闘いの恍惚を享受するためには、プロレスラーになるのが一番だ。
プロレスラーこそ俺の天職なのだ。
闘いのエクスタシーを最大限に高めるには、己の肉体に自信を持つことが不可欠だ。
要するに自信を持っていればいいので、それは俺のような彫刻的筋肉美でなくてもかまわない。
だが俺にとっては、鋼のボディーは絶対に必要だ。
自分が美しいと思う肉体になってそれを人々に見せつける。
この高揚感はやめられない。
いわば、俺は肉体誇張依存症なのだ。
プロレスの魅力に外せない要素はまだある。
それはコスチュームだ。
どんな格好をしようと基本自由だが、この文化には昔からショートタイツという素晴らしい装束がある。
この小さな布製の装着物は鍛え上げられた肉体を最も美しく修飾する。
男の象徴が浮かび上がる股間の生々しさは、神が創りたもうた究極の卑猥だろう。
ショートタイツを穿いて地元の猛者どもに痛めつけられる時、俺は太古の闘士になる。
強大な自然に挑み敗れ去る男の無念、そして恍惚・・・・
大男の体臭が獰猛な牙となって俺を貪る。
人工的な筋肉が太刀打ちできない野性の肉体。
俺を破壊せんと猛り狂う雄の本能に、俺は思わずケツを差し出す。
ショートタイツが食い込み雄穴に電流が走る。
好きにしやがれ・・・・
知性を感じさせない野性に痛めつけられるビルドアップ・ボディーが好きだ。
大男どもに嬲られ、俺の肉体は最高に輝く。
このエクスタシーのために、俺はこれからも肉体を研ぎ澄ます。
リングで射精しないように気を付けなきゃな。
↓動画はこちら↓
青空プロレスは開放的でいいですね
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