奴のフルネルソンは強烈だった。
首ばかりか下半身までホールドされては、もはや逃げることはかなわない。
俺は敗北を悟った。
くそ・・・
こんなボクサーパンツ野郎に絶対敗けたくなかった。
気合を込めてプロレス・タイツ代わりに穿いた競パンが惨めに思えてくる。
ケツになにか硬いモノが当たっている。
もしや奴の男根?
勃起している?
デカい・・・・!
自分のモノより遥かに立派な男根でケツを突かれながら、俺は強い男に屈服する快感を知った。
やがて俺は意識を失った。
それが首への強烈な圧迫のためだったのか、あまりにも激烈な射精体験のせいだったのか、今でもわからない。
↓元ネタはこちら↓
記事の内容とは全然違いますインディー興業のリングサイドはこれだからやめられない。
新人レスラーの、食い込みを直す余裕もないほどの奮闘ぶり。
インナーを穿かないのは若さゆえの虚勢なのかな。
競パン跡までご披露いただきオジサンは大満足ですぞ。
「こんちわー。バイク便でーす。」
ドアを開けるとガタイのいい配達員が微笑んでいた。
自転車便だったのかピッチリとしたウェアに筋肉が浮き立っている。
思わず息を呑むモッコリに気圧されながら伝票にサインをした。
ドア越しに聞くタッタッタッという足音までエロい気がする。
幸せなドキドキのまま、改めて届けられた封筒に目を落とした。
差出人の名前はない。
長3サイズ、1cmぐらいの厚み。
中身を見た俺は仰天した。
な、なんと「週刊エロレス」略して週エロが入っていたのだ。
マジ!なんで?どうして俺に週エロが送られてくるの?
このところ俺の周辺にゲリラ的に表れる週エロ。
今回はやけに直接的な出現だ。
「なんだか怖くなってきた・・・・」
不安を口にするとちょっと落ち着いた気がした。
気味が悪いのはやまやまだが、俺は開封した直後からその表紙に釘付けになっていたのだ。
こ、これって・・・・
エンペラー権田だよな・・・・
地下プロレス界ではその強さとエロさから絶大な人気を誇るエンペラー権田。
一方、彼には〝失禁兄貴〟というコミカルなニックネームもある。
そう、試合中にお漏らししてしまうのだ。
エース級の地下エロレスラーならば当然極悪の限りを尽くして嬲られる。
そのあげくの失神や射精もエロくて最高だけど、權田さんはその点でオリジナリティーが一つ頭抜けている。
この試合は随分若いころの権田さんだよな~。
今のザ・男的なガタイは絶品だけど、この頃の若い筋肉も素敵!
こんな頃からションベン漏らしてたんだ。
コーナー逆さ磔with逆さ絞首刑、極悪マスクマン、ザ・キラーの地獄突き、ストンプの嵐。
そりゃチビるわな。
うーん、今号は昭和名勝負特集か~。
えっ!こ、これ・・・・・
ライディーン竜崎?
えーっ!!!
あ、あの伝説のエロレスラーの竜崎!?
現役時代の写真、初めて見た。
モスグリーンのタイツのエロいことよ!
あ~このモッコリ!
絶妙~!!!
結構イケメン?
げーっ、今はあんな爺さんなのに。
これはすごいお宝を手にしてしまったぞー!
俺の心臓はバクバクと鳴り、立っていることさえ危うい状態になった。
あの竜崎さんが、こんなエロイケメンだったとは・・・・・!?
ショックと興奮で血糖値が下がったな、きっと。
だが・・・それよりも深刻なのはスウェットパンツに盛大にテントを張る俺のフル勃起男根・・・・
い、痛い・・・・
動いたら射精してしまうんじゃないか!?
自分の部屋だから後ろには誰もいなかった。
「一人暮らしだとこういう時いいね。」
俺はいつもの様に競パンを穿いて自慰をした。
「それにしても誰が送ってきたんだろう。」
ベッドに寝ころんだまま一服決めていた俺の耳元でスマホが振動した。
「田代さんですか?楽しんでますか?」
謎の声はそれだけを告げ、唐突に通話が途切れた・・・・・
- 関連記事
-
週エロ、続きの話になってたんですね。
地下プロレス団体発行ならありそうな気がしてきました(笑)
ある意味このサイトも週エロなのかもしれませんね。