インディー・レスラーの生活は厳しい。
ファイト・マネーだけではなかなかやっていけない。
〝逞しい男性求む レスラー優遇 高額報酬〟
胡散臭いとは思っていたが、つい応募してしまったのはインディー団体「猛者同盟」所属のレスラー、桜井勇治だ。
試合のコスを持参するようにとの仰せだ。指定された都内の雑居ビルの地下に向かうとそこには・・・・
リングがあった。
ハゲ親父がショートタイツ姿で待っていた。
「かかってこい。」
勇治もタイツ姿になりリングに上がる。
(プロレスごっこフェチの変態か・・・・)
アブノーマルな要求は覚悟していたが、素人相手にプロレスするだけなら楽勝だ。
「じゃ、いきますよ。」
がしっと組み合って勇治はハッとした。
(このオッサン、素人じゃない・・・!?)
「ふふふ・・・ワシも若いころは地獄の番人と恐れられたもんじゃ。小僧、少々痛い思いをしてもらうぞ。」
戸惑う勇治に、ハゲ親父が襲いかかる。
基本のしっかりしたレスリング技に、巧みにラフ攻撃が加えられる。
勇治はいつしか本気で立ち向かっていたが、まったくかなわない。
散々痛めつけられ、大の字で意識を失った・・・・・
気がつくと、縛られた状態でハゲ親父に体中をもてあそばれていた。
「センスはあるが、まだまだじゃの。もっと稽古に励むがよい。それよりおぬしは感度がよさそうじゃ。ここは感じるのか?」
「うっ・・・・」
乳首を愛撫され思わず声が漏れる。
ホモ野郎の相手をすることは最初から予測していたが、プロレスで負かされた相手に凌辱されるのはあまりに惨めだった。
しかも俺は感じている・・・・!?
勇治は混乱しながらも快楽の波に飲み込まれていった。
「まだ開発されていない身体のようじゃな。男の味を知るとプロレスでもひと皮むけるぞ。」
「あぅっ・・・・・!」
ハゲ親父の強弱をつけた乳首責めはまさに絶妙だった。
勇治のショートタイツがテントを張っていく。
「おう、いい勃ちっぷりじゃ。こいつは楽しめそうじゃ。」
親父の手がタイツに入ってきた。
「ふふふ・・・ストレートを気取っていてもレスラーというのは潜在的に男を求めているものじゃ。おぬしも心の壁を取り払うがよい。プロレスラーとして成長したければなおさらじゃ。」
「ああああ・・・・・」
夜が明けるまでハゲ親父の凌辱は続いた。
完璧に犯し倒され、数えきれないほどの射精をし、中出しをされ、朝日に照らされる勇治は文字通り真っ白だった。
(だが・・・この清々しい気分はなんだ・・・・!?)
その後、桜井勇治のプロレスラーとしての人気は急上昇した。
その道の通に言わせると、「艶っぽくなった。」のだと言う。
メジャーからも声がかかり、もうバイトの必要はなくなった。
それでも、勇治はは時々スポーツ紙の求人欄に目を走らせる。
(今日も載ってないか・・・・)
新聞をたたむと、勇治はリングに向かった。
↓あるレスラーの成長譚を昭和ポップに乗せて↓
最近モリタ知事の気分っす 青春BAKA