チャンピオンはどんな挑戦だって受けて立つものだ。
真正面から相手の技を受け、たとえ傷ついても最後には勝つ。
それが正しい王者の姿だ。
だから王者イザヤは決して逃げない。
たとえ相手がサイボーグ・レスラーであろうとも。
ムスタファは脳こそ生身のままだが、それ以外はほぼ機械である。
つまり、人間らしい嗜虐性が不死身のボディーを操るということだ。
人の能力を遥かに凌駕するパワーがイザヤを苦しめる。
悪魔のテクノロジーの前に、ショートタイツとリングシューズしか着けない男はあまりに非力だった。
サイボーグにとってリング上はゼロ・グラビティ状態。
現実を超越した四次元殺法にイザヤの意識が薄れていく。
ムスタファが悪魔に心を売り渡したのは、まさにイザヤを葬るため。
絶対王者の名を欲しいままにした英雄を、リングの上で辱めることだけが目的だったのだ。
コーナーポストへのフライング・パイルドライバー。
王者にトドメを刺すために編み出された悪魔の技。
血反吐を吐き、射精してもイザヤは立ち上がる。
それが、正しい王者の姿だから。
雄の体液を巻き散らし、絶対王者の反撃が始まる・・・・・・!
「オ~・マイ・ガ~ッ!?」
↓現実の動画はこちら↓
地下プロレスっぽい雰囲気
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