キヨミヤ君と言えば、ティーンだと言うのに実にツボを押さえたやられっぷりで、ツウを唸らせるプロレス界の「怪童」でした。
初登場時の、はち切れんばかりの若さに纏う緑色のショート・タイツは、世の男どもをどれだけ驚かせたことか。
後に彼は「強くなりたいから」という謎の理由でタイツを黒にチェンジ。
溌溂としたファイトに男らしさが加わったものの、リング上で嬲り者にされる役回りは変わらず、そのエロ雄姿はハイレベルのエロレスを見ているのでは?と錯覚させるほどでした。
恐ろしいほどの成長ぶりを見せるキヨミヤ君に、団体側はついに海外遠征を命じたのです。
「お前ももうすぐ成人だ。日本の外でハメを外してこい!」
壮行試合ではケンオウに完全敗北。
10代ならではの青く尖ったエロを表現しつくしたのでしょう。
マットに大の字になる青年の瞳は、プロレスの大海原を幻視していたはずです。
「俺は、プロレスの頂点を極める!」
海外に渡ったキヨミヤ君は自由でした。
「ヘイ!カイト!そんな地味なタイツじゃ人気出ないぞ。
俺のを貸してやるからはじけてこいよ!」
「サンキュー!」
本場の陽気なレスラーから借りたタイツは、少し体が大きくなったキヨミヤ君には少し小さめ。
でも股とケツタブを鋭角に締め付けるその感触に、「怪童」は気付きを得ます。
「これがプロレス・・・・俺の、生きる意味・・・・!」
海外での肉食野郎達と過ごす日々は、キヨミヤ君を「怪童」から「怪物」へと変貌させていったのです。
そして・・・・
凱旋の日がやってきました・・・・!
「光沢のあるエメラルド・グリーンのタイツ!なんと逞しい!」
実況席の興奮したアナウンス、息を飲む会場。
カイトはほくそ笑んだ。
「見ろ!この俺の肉体を!」
アシックスの競パンから着想を得たライン入りのタイツは海外製。
カイトの下半身のあらゆる部分をミリ単位で寸法を取って作った特注タイツだ。
モノがくっきりと陰影を作っているのは当然承知の上だ。
むしろ、見せているのだ。
凱旋の対戦相手は壮行試合で苦渋を舐めさせられたケンオウ。
舞台は整った。
カイトの闘志が、煌めくグリーン・タイツの中で燃え勃った!
しかし・・・
カイトの遠征中、ケンオウはメキメキと頭角を現していたのだ。
インディーから流れてきたならず者に団体は荒らされまくっていた。
ケンオウの、生え抜きであるカイトに対する憎悪は想像を超えていた。
場外のむき出しの床に叩きつけられ、エメラルドの膨らみが悶絶する。
「オマエ、ケツがデカくなったな。
エロパンツがよく似合ってるぜ!」
「く、くそっ・・・・・!」
嘲笑うケンオウ、這いつくばるカイト。
グロッキー気味の若者をフル・ネルソンに捕え、よそ者が笑う。
「ハハッ、前が膨らんできたぞ!
お客さんにもよーく見てもらえ!」
男らしさを強調するタイツが仇となった。
ラメ生地は今や恥辱プレイの道具となり果てている。
(チクショウ・・・!思いだせ!海外での修行の日々を。
強くなった自分を呼び起こすんだ!)
海外での、むせ返るような肉弾戦に際どいタイツで揉まれ続けた日々。
あの時、カイトは自分が「男」に脱皮するのを実感した。
怖いものなど何もなくなった。
だが・・・・
今、カイトは日本のプロレスのレベルの高さをまざまざと思い知らされていた。
ケンオウは、ルーキーを弄ぶのではなく、「男」を仕留めにかかってきているのだ。
壮行試合の時とは違う。
(奴は俺を犯ろうとしているんだ!)
気付いた時にはカイトの肉体は極限状態だった。
ケンオウの真骨頂である打撃技がカイトの肉体を破壊していく。
鼻血を噴き上げ、込み上げる胃液を堪え、何度倒されてもカイトは立ち上がる。
彼を支えているのは、男のプライドだけ。
(男に犯られてなるものか・・・・・!)
カイトを団体の救世主として声を限りに応援するファン。
悲痛な叫びがカイトを辛うじて立たせている。
そして、尊敬するミサワさんの色をイメージしたタイツのなかで激しく屹立するモノは、肉体の危険状態から逃避せんとする脳機能が勃たせているのだろうか?
それとも、男によって蹂躙されるという究極の屈辱に反応してしまうのは、プロレスラーの性なのか?
ケンオウの渾身のハイキックが、カイトの思考を断ち切った・・・・・
正直、キヨミヤ君がここまで我々を悦ばせてくれるとは、嬉しすぎる想定外っす。
ちょっと上になってくるとショートタイツをやめちゃう若手が多い中、さらに攻めたパンツを見せてくれるなんて!
まだ21歳、恐ろしくプロレスの神髄を理解している若者だと思います。
仲間に引き込もうとする反勢力側のレスラーに張り手をぶちかましてリンチにあうなんて、どこまでオイシイんすか君は!?
さらにさらに、助けに来たのがあのシオザキっす!
これからイケメン正規軍として、インディー出身軍団にやられまくってくれる予感!
これは期待できそうっすね!
↓動画はこちら↓
当分目が釘付け必至!↓キヨミヤ君の過去記事はこちら↓
「若草色に萌え」「スターの資質」「かわいいブサメン!?」
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さほど興味無しでいながら、グリーンのショートタイツで光沢素材?三沢の名前もちょい興奮気味のおじさんでした!いつもありがとう!です。笑