定点カメラが捉えた裏切りの現場!?
死力を尽くしたタッグ対決はついに決着を迎え、お互いのチームを称えあう男たち。
勝利したタッグのドノバンは、手こずった相手チームの闘いぶりに心底敬意を抱いていた。
「お前らはグレートだった。マジ、リスペクトだぜ!」
だが・・・・
闘いの場では一瞬たりとも気を抜いてはいけなかったのだ。
巨漢コンビは勝利に酔うショート・タイツたちを急襲。
イス攻撃の雨が降り注いだ!
「くそっ!やはりキサマらは性根の腐った極悪兄弟だったんだな!?」
気付けども遅し。
パートナーと分断されたドノバンは、リング上の公開リンチの生贄となり果てたのだった。
衆目の中、ビキニパンツでフクロにされるというプロレスならではの辱め。
ボロボロと崩れ落ちる男のプライドに相反して、男の証拠たる陰茎は熱く燃え滾ってゆく。
股間の膨らみも露わな大の字スタイルで、敵のマイクパフォーマンスを聞かされる屈辱。
(でもこれって、プロレスラーとして一度はやりたかったシチュエーションかも・・・・)
身体中に疼く鈍痛さえ、勝者としてではない主役になるという妙な快感に堕ちたドノバンには、心地よく感じられるのだった。
「あー、マジ勃ちそう。」
最近よく試合中に極悪軍団に乱入されるという憂き目にあうダスティ。
(やっかいな奴らに目を付けられちまったようだな・・・・)
だが、ダスティはこの状況を内心誇らしく思っていた。
鍛え上げた格好いいボディー、精悍なルックス、エロいショートタイツ。
ここまで揃えたら、イケメン人気レスラーの条件として必要なのは後は良質の(?)ヒールだけ。
(極悪どもに目の敵にされるってことは、俺もかなりイイ線いってるという証拠だな。)
ここはひとつ正調ヒーローの姿を演じるべきだ、とダスティはすばやく計算した。
「正調ヒーローの姿」とはすなわち、極悪軍団に素直にやられまくるということだ。
卑劣な攻撃にあくまでクリーンに対応(やられまくる)するのがヒーローとしてのセオリーだ。
別々の試合で同じようにフクロにされ続けてもOK。
観客の同情はダスティ一身に集まっていく。
(こんなのにも耐えられるように身体を鍛えまくってきたんだしな。)
自室で密かに練習していたやられの表情もきっと上手くいっているはずだとダスティは思った。
豪快な技を華麗に決める自分もステキだが、このボコられている姿もいい味だしてるんだ、と真性ナルのダスティはほくそ笑む。
自分のやられビデオのコレクションもだいぶ充実してきた。
大抵は夜が更けてからひとりで見るのがダスティの定番だ。
シコシコしながらね。
↓動画はこちら↓
こんなのも含めてプロレスラーを志願したんでしょうから
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