今となっては蜃気楼のような記憶でも、確かにあった浮かれた時代。
きらびやかな未来を泡の中に夢想する民衆に、黒い影はひそかに忍び寄っていたのだった。
誰も気付かない魔の手に、たったひとり正義のために立ち向う男がいた。
白銀の闘士、シルバーマンだ!
シルバーマンは超人ではない。
生身の男なのだ。
だがその類まれなる正義感は、地球を救う使命に燃えていた。
彼のあふれる闘志の源は、股間にあった。
そこから全身に流れるエネルギーが、彼を悪との闘いに駆り立てるのだ。
世界を滅ぼさんと暗黒から現れた怪人は柄パンだった。
「はっはっは!シルバーマンよ、お前の弱点は研究済みだ。
今日こそ白銀の闘士を墓場に送ってやる!」
「うぬっ!手ごわそうな奴め!
この白いコスチュームでお前らの黒い心を漂白してやるぜ!」
「ふはははっ!
キサマの弱点はここだろ!
おらっ!どうだ!手も足も出まい!」
「おあっ・・・・く・・・・くそ・・・・」
柄パン野郎の徹底した股間攻めに、然しものシルバーマンも悶絶するしかなかった。
「おうおう、エロく悶えるじゃねえか。
大事なタマがはみ出てるぞ。
お?正義の味方さんよ?」
「あうっ・・・み、見るな・・・・・おおあっ・・・・・」
哀れシルバーマンは股間大開脚の大技に無念のタップ。
救世主がエロ技に屈したことで、その後の世界は暗黒に覆われていった。
泡の幻想ははじけ飛び、競パンは廃れ、見かけだけ小奇麗な軟弱男がもてはやされる時代に突入していくのだった・・・・
時は流れ、21世紀の幕開けも一昔前という現在、真の男は絶滅したかに見えた。
だが、そうではなかったのだ。
男の道を絶やさんと股間からエナジーを放出し続ける野郎たちはまだ生きていた。
彼らがいる限り、まだ未来が希望に向かう余地はあるのだ・・・・・
って本編とは関係ない妄想でーす。
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