イケメンVSデブ。
体重差など一切問題にしないマッチメイクはプロレスの醍醐味でしょう。
対照的なキャラが対決する場合、どんな試合になるか大体想像できたりしますよね。
例えばイケメン=ベビーフェイス、デブ=ヒールみたいな。
とは言え、そこまでコテコテのパターンにハマるためには様々な苦労を乗り越えなければならないようで。
駆け出しのインディー若手レスラーには、辛酸を舐める経験が必要みたいです。
上の画像の白タイツの主はテリー・フレイジャー。
彼は相当な人気者らしく、入場時の歓声が尋常ではありません。
テリー自身もそれを十分承知していて、わざわざ客席を遠回りしてリング・インします。
間近で白タイツの立派なモッコリを見せつけたい意図もあったのでしょう。
肝心の試合では、ブーイングを一身に浴びるデブレスラーが圧倒的に強く、テリーはしばしば泣き顔のような表情を見せて観客の同情を買おうとします。
散々やられて最後に大逆転というシナリオかと思いきや、実にあっけなくテリーはフォールを奪われます。
こんな情けない負け方をしても歓声はテリーに集中。
いいとこほとんど無かったと思うのですが・・・・・
退場時も客席を回って帰るテリー。
わかりました。彼の人気の根拠は巨根ですね(オヤジギャグっす)。
レスリングの未熟さを巨根でカバーするまでには彼なりの苦労があったのでしょう。
お次は、後にメジャーでも活躍する(怪我でリタイアしましたが)実力派、ジェシー・ソレンセン。
彼のクールでいながらかわいいルックスはさぞ大人気だろうと想像していましたが、観客のリアクションはいまひとつ。
この頃はまだ一介の無名レスラーだったのですね。
対戦相手は脂ぎったオヤジでしたが、このオヤジ、実は人気者らしいのが観客の熱狂ぶりで解ります。
黒いショートタイツで結構いい動きをするジェシー。
日本だと黒タイツは若手の象徴、あるいは正統派みたいな印象ですが、海外ではヒールっぽく見えるから不思議。
脂オヤジの勝利で会場は大歓声に包まれます。
極めてさめた表情で退場するジェシー。
彼の視線は田舎リングではなく、この時すでに大きな舞台を見据えていたのかもしれませんね。
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人気商売はタイヘン
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もーこんな試合生で見てたら試合後負けたイケメンレスラーのもっこりもみくちゃに触りに行きそう…