白いマスクは自然に宿る神々を忘れた象徴。
そして真紅のマスクは文明の暴走に立ち向かう聖戦士の証だった。
極悪レスラーシルバーAを成敗せんと真っ赤なショートタイツを股に食い込ませるのはレッドマン。
世紀の一戦を見守るターザンマンはレッドマンの親友だ。
本来ならターザンマンが出場するはずだった試合に、レッドマンは無理矢理待ったをかけて割り込んだ。
「アイツは危険だ。俺がまずは奴の戦法を引き出すからお前はよく見ておけ。」
ターザンマンはシルバーAをただのヒールだと思っていたのでレッドマンの真意を読み切れていなかった。
「よし、アイツはお前に任せたぞ。」
レッドマンの実力を知っているターザンマンは、後の悲惨な結末を予想だにしていなかったのである。
いきなりシルバーAの手刀が空を切り裂く。
コーナーポストが綺麗に切断された。
「なんだと!?」
絶句するターザンマンにレッドマンは頷いた。
「これがアイツの恐るべき真の力だ。よく見ておけよ。」
ターザンマンの目の前で、親友のレッドマンが嬲り者にされる。
(あの強いレッドマンがボロ雑巾のように・・・・)
真紅のマスクとタイツがここまで無様な姿を晒すことがかつてあっただろうか・・・・
「ふっ・・・・
オマエは弱すぎる。
感度だけは抜群のようだがな。
ビンビンにおっ勃っていまにもぶっ放しそうじゃないか。
そのエロさは認めてやるぞ。」
汗一つ見せずに勝ち誇るシルバーA。
瀕死の状態で勃起するレッドマン。
たまらずリングサイドに駆け寄るターザンマン。
「レッド・・・・すまなかった。
相手を舐め切っている俺の目を覚ますためにお前は・・・・・
レッド、もう充分だ。
アイツの怖さはよく判った。
さあ早く控室で手当てを・・・・・」
「なにいってんだ?
俺をナメんなよ。
まだまだこれからだぜ・・・・」
全く治まらない勃起状態のまま、レッドマンは再びリングに立つのだった。
「レッドーっ!」
ターザンマンの叫びが会場に反響した。
「ふっ・・・・
そんなに俺様に甚振られたいか。
キサマは真のド変態だな。」
「黙れ!
そのドヤ・マスクをひれ伏させてやる!」
「面白い。
ならば行くぞ!」
シルバーAの残虐スイッチが入った。
「うおらっ!
キサマの無様な姿を皆が見ているぞ!
お?こんなパンツで出てきやがって。
モッコリを見て欲しかったのか?
ならば見てもらえ!
男に痛めつけられてフル勃起する淫乱な股間をな!」
「知っているぞ。
キサマのような変態はスリーパーで絞められると快感なんだろ?
ほら、勃起が更に激しくなってきたじゃないか。
これは愉快だ。
股を自らそんなに広げて、もうイキそうなんだな。
よーし、望み通り昇天させてやろう。
文字通りの昇天かもしれんがな。」
「フライング・アルゼンチン!」
「うぐぅおあーっ!」
「とうとうぶっ放したな!
キサマはもう終わりだ!」
「これがトドメだ!
スーパー・デンジャラス・パイルドライバーっ!」
十数メートルの高さから脳天杭打ちにされる親友の姿ににターザンマンは絶叫した。
「やめろーっ!」
ズガーンっ!!!!!
リングに頭部がのめり込む瞬間、レッドマンは再び射精した。
精巣に精子一滴すら残らないだろうほどの大量の、長い長い射精だった。
担架に乗せられたレッドマンは文字通り精気の欠片もないミイラのようだった。
「ターザン、解っただろ。
あれがアイツの本当の力だ。
お前には俺のようになってほしくない・・・・・」
それだけ言うとレッドマンは意識を失った。
「レッド・・・・・
お前の敵は必ずとる!」
そして迎えた友情のリベンジ・マッチ。
ターザンマンのトレードマークである腰布の下に、目にも鮮やかな真紅のビキニ。
「これはレッドマンのショート・タイツだ。
オマエがレッドを辱めたことを俺は決して許さない!」
「パンツのシェア?
キサマらは真性の変態コンビだな。
いい加減ウンザリするぜ!」
シルバーAは序盤から飛ばしてきた。
必殺の手刀がターザンマンのムキムキ・ボディーを切り裂いていく。
「んぬぅわーっ!」
はち切れんばかりの筋肉から鮮血が飛び散るたびに、ターザンマンは雄の悲鳴を上げた。
その悲痛な、それでいて究極にエロい咆哮に、会場は隠微な空気で満たされていった。
腰布から覗く真っ赤なショートタイツの膨らみが、目に見えて大きくなっていく。
密林の帝王ターザンマンが、文明の悪魔によって犯されつつあるのだ。
「ぐぐっ・・・・
レッドマンよ、お前は正しかった・・・・・
コイツのパワーの凄まじさ、俺も敗けてしまいそうだ・・・・・
お前のタイツの湿り気が俺のモノにまとわりついて・・・・・
くそ・・・・・
俺は密林の帝王・・・・
こんなことでは倒されないぞ・・・・・・」
「グダグダ煩いぞ。
キサマは所詮、トモダチのパンツを穿いて勃起するド変態野郎だ。
さっさと終わりにさせてもらおう。
これがトドメだーっ!」
大きく振りかぶったシルバーAの拳の標的は・・・・・・!?
急所・・・・・!
密林の帝王の雄そのものに、悪魔の鉄拳がぶち込まれた。
親友の雄が直接接する部分に自らの勃起男根を包まれ、今や一心同体となったターザンマンとレッドマン。
シルバーAのパンチは二人諸共を木端微塵に破壊したも同然だった。
玉の激痛にダウンしたまま動けないターザンマン。
非情の10カウントが告げられ、帝王の敗北が確定した。
歩み去るシルバーAを、瀕死の声が追う。
「ま、待て・・・・・!
俺は・・・・俺はまだイっていないぞ・・・・・!」
「ふっ・・・・
惨めな男だ・・・・・
友の射精を見て己も欲情したか。
リベンジマッチが聞いて呆れるぜ。
イキたかったら自分でだすんだな。
その赤いパンツを穿いてな・・・・・・・」
「う・・・・、ま、待て・・・・・・」
遠ざかる逞しいケツが霞んでいく。
密林の帝王のケツが情欲の限界に震え始める。
男に敗北した男はどこまでも惨めで、
どこまでもエロい・・・・・・
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美しくマジメな本編