ダグは地元で人気のムチムチレスラーだ。
トレード・マークの黄色いショートタイツをいつもモッコリさせている。
それが一部の客に非常に受けていることを彼は知っているのだろう。
時々、股間をアピールするような動きをダグはする。
今日の対戦相手のマーカスはダグの人気を快く思っていない。
試合に敗けてもキャーキャーと声援を受けるダグを、憎々しげに見つめていた。
試合後、ダグにインタビューしようと控え室の前で待っていると、中から激しい罵声が聞こえ、直後マーカスが蒸気した顔で出てきた。
ダグが心配になり控え室を覗くと、顔にあざを作り下半身丸出しのダグが倒れていた。
「あいつひどいよ。俺のパンツを無理矢理脱がせて持って行っちまった。」
マーカスの嫉妬心がとうとう爆発したらしい。坊主憎けりゃパンツまで・・・といった心境か?
「仕方ない。次の試合は予備のパンツで出るよ。ダサいボックス型だけど・・・・」
顔を氷で冷やしながら、ムチムチのダグは力なく笑った。
数日後、ダグとマーカスの再戦を見に来た僕は驚いた。
なんと、ダグの黄色いパンツをマーカスが履いているのだ。
なんとなく股間に染みが浮かんでいる。
(そうか!マーカスはダグに嫉妬していたのではなく、ダグが好きだったのか!)
歪んでいるが、だからこそ真っ直ぐなマーカスの愛を感じて、僕は胸が熱くなった。
黄色いパンツを履いたマーカスは嬉々としてダグを痛めつけていた。
これも愛、あれも愛、たぶん愛・・・・きっと愛・・・・・
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あの日から洗ってないんだぜ