おいおい!
オメエやる気あんのかよ!?
Tシャツに短パン?
練習試合じゃねえぞ!
俺を見ろ!
この特注タイツを作るのにウン万円かかったんだぞ!
一応客も入れてる“興行”なんだからちっとは気ぃ使えよ!
まあ客って言っても入ってるのイは近所のガキばっかだけどな・・・・
「なに?あのパンツ・・・・?」
「うわあ・・・お尻見えちゃってるよ~。」
「てかさ、あれ・・・・・あれモッコリっていうんだよね。」
「うん、チンコの膨らみ・・・・ぎゃはは!」
「しっ!聞こえちゃうよ・・・・・」
テメエら・・・・
聞こえてるっつーんだよ!
そうか・・・お前達はこんなパンツ、見たこともねえか・・・・
ブリーフ下着ですら普通に売ってるとこないもんな。
プールに行ったって競パンなんて見やしねえ。
プロレスは地上波じゃやってなくて子供はあんまり見ないかもな・・・・
だがな・・・・
男はこのパンツが一番カッケーんだよ!
よーく見とけ。
お前らが大人になった頃、コレがまた主流になるんだからよ!
ふう・・・っ。
なんだかんだで熱くなっていつの間にか勝ってたぜ。
まあ、こんなナメた格好の野郎に負けるわけねえけどな。
闘いの装束に無頓着な奴は本物のファイターじゃねえ。
古代から男にとって闘いとは神事だ。
厳かな気持ちでもって臨んで欲しい。
そう、それにはショート・タイツが最もふさわしい。
俺はそう思うぜ!
男が闘技場の脇でジャージを脱ぎ捨てると、「おーっ!」というどよめきが起こった。
目にも鮮やかな真紅のビキニパンツ。
この日本のファイターのコスチュームは、アニメの主人公を模したものだと誰もが知っている。
場にそぐわなくても、彼が赤パンツでなければ客は納得しない。
その証拠に、タイツの尻への食い込みを引っ張る仕草に、客は大喜びで歓声を送っているではないか。
いかにも総合格闘技然としたTシャツ&スパッツの屈強野郎に組み敷かれる真紅のビキニ。
殺伐とした闘技場にふと醸し出される秋波のごとき性的なにおい。
観客は、自分がいつも以上に試合に引き込まれている理由に気付かない・・・・
いや、気付かぬふりをしているのかもしれない。
真っ赤な下着のようなパンツで苦悶の表情を浮かべる精悍な男。
それは快感地獄に堕ちて果てようとする雄の姿を錯覚させる。
ああ・・・・絶頂は近いのだ・・・・・
試合に敗れた赤パンツは、別の雄によって打ち負かされ征服された惨めな雄のようだった。
だが、人々はその悲壮な姿にある種の崇高さを見出し引き付けられる。
ほら、勝者を見ている者はだれ一人いないではないか。
皆、日本のファイターがケツの食い込みを直すのを食い入るように見つめているのだから。
↓動画はこちら↓
ビキニ・アウエーならではのエロさ
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