黒いショートタイツ、黒いリングシューズ。
身に着けるとアドレナリン分泌の音まで聞こえそうなほどの高揚感を得る。
闘うために訓練された肉体に纏うものは必要最小限でいい。
文明に生きる者として生殖器を衆目に晒すことはできない。
だが、プロレスラーの装いはある企みを持って秘部を強調する。
男同士の格闘を娯楽として他人に提供するならば、戦士は「雄」でなければ価値がないからだ。
股間の膨らみは、男の肉体的・精神的状況を如実に反映する。
闘いを見せるということは、野生に戻った「雄」の生理を見せるということなのだ。
肉体が痛めつけられれば痛めつけられるほど、プロレスラーの本能は活性化する。
傷ついた姿を劇的に見せる術に長けていなければ一流にはなれない。
どんなにダメージを負っていても本能が男にヒーローを演じさせる。
黒いタイツで血ダルマになってリングをのたうつ。
プロレスラーを志した時から、いや、この世にプロレスがあると知った時から知らず知らずに追い求めていた理想の男。
原風景。
いつしか演技は男の真実と一体化し、夢に描いたプロレスラーについになったという恍惚に果てるのだ。
好きこそものの上手なれ。
いくら仕事だからって、好きじゃなきゃやれませんよ、こんなこと。
俺らみたいな羨望の眼差しを送る男達の存在もモチベーションになっているかも。
どうだ!見ろ!ぐらいの優越感は、プロレスラーには持っててほしいものです。
だってチョー素敵ですよ。
見世物に身体を張る男って。
片付けの皆さんもお疲れ様です。
↓動画はこちら↓
デスマッチこそショートタイツで
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タイツの質感やサイズ感もいいし、
もっこりとイケメンというのも、
最高ですね❗
血まみれで苦しんでるなんて、
ヤバすぎます🎵