この写真、ゲイビデオっぽいですよね?
実は一般の、しかも公開当時には芸術作品とされていた映画作品のワンシーンなんです。
邦題「恋する女たち」。
名匠ケン・ラッセル監督の1969年作です。
男女を問わず、人間同士の様々な愛の形を描いているそうな。(管理人は未見っす)
この映画で最も有名なシーンが、ポスターにもなっている全裸の男同士のレスリングなのです。
語り合う二人の男。
おそらく友人関係。
仲のいい野郎同士の会話はいつしかありがちな力自慢になります。
暖炉の炎が男の本能を目覚めさせたのでしょうか。
やおら服を脱ぎ棄て全裸になった2匹の雄は、貪るように互いの肉体を痛めつけ合うのです。
って内容は俺の想像ですが、そんなにズレてないと思います。たぶん。
このシーンが同性愛を暗示していることは明白です。
1969年にここまで大胆に禁断の愛について描くとは、と感心するとともに、
男同士の愛情表現にレスリングを持ってくるところに、「すげーわかる!」と驚嘆しちゃうのです。
俺がプロレス好きのゲイだからというだけではありません。
たとえノンケであっても、男に対して全く情愛を感じないとは限りません。
ただ、自分の男に対する情欲に気付いてしまったらそれはそれは戸惑うでしょう。
そんな時、情欲の対象に向ける愛情表現とは、男だったら、
「闘い」になるのではないでしょうか?
1969年というゲイが今ほど理解されていない時代に、ここまで本質に迫ったか、とため息さえでちゃいます。
男が男に対して行う究極のマウントとは、肉体でもって肉体を打ち負かすことでしょう。
これは本能であり、本能だからこそ肉欲と隣り合わせなのです。
あらためて、自分がプロレスに引き付けられる理由が解かった気がしています。
真っ裸で肉体をぶつけ合った二人の間には、他人には入る余地のない絆が生まれたことでしょう。
SEXよりエロいっす。
ってオマエ映画を全部見てから語れよと自分にツッコミ。
原作者は文芸の大家らしいっすよ。
みなさんも秋の夜長の映画鑑賞にぜひ!
↓動画はこちら↓
こんな状況、ノンケだって勃起するよな次に紹介するのは、ガラッと変わってコメディ作品。
邦題「俺のムスコ」だって(笑)
「恋する女たち」ではレスリングは映画の核になる重要なシーンでしたが、
こちらはあくまで小さなエピソードらしいです。(例によって未見)
ただ、マッチョがズボン脱ぎ捨ててブリーフになるところがなんともエロかったので記事にしますね。
いやぁ、カッコいい男はグンパンでさえエロくなりますな。
この、プロレスするために裸になる、パンイチになるってのがいいんですよ。
これが基本でしょ~と思います。
身体の線が出ないコスのレスラーさんには考え直してもらいたいものですな。
あ、でもあれは勃起対策かも!
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セルフ急所打ちも
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