クリスマス・イヴにプロレス観戦にやってきた父子。
プロレス大好きなジミーにクリスマス・プレゼントという名目だったが、父親の心中は穏やかではない。
妻のメアリーがプロレスを毛嫌いしているからだ。
(あーあ、帰ったらまたキーキー声を聞かされるんだろうな。〝アンタ!またジミーをプロレスなんかに!〟ふう、クリスマスぐらい機嫌よくしてくれよな~。)
(今日のメインはアーロンvsガッターか・・・・・。まあ無難な線だろ。この間は勃起野郎がロシアにイかされちまってジミーに説明するのが大変だったしな。この二人なら心配いらないな。)
予定調和的な試合を期待するジミー・パパだったが・・・・・
人気者アーロンがガッターのヒール攻撃にもめげず格好よく勝利、という健全な試合にほっと胸をなでおろす父親。
ジミーも大喜びだ。
ところが・・・・・・・クリスマスだというのに不穏な展開が待ち受けていたのである。
試合後に背後からアーロンを襲撃するガッター。
容赦ない椅子攻撃にアーロンは完全にのされてしまう。
(げっ!?なんだよこれ。正義は勝つっていう俺の教育を台無しにする気か!?)
おそるおそるジミーの様子を伺うと、なんと目をキラキラさせてリング上の光景を見ているではないか!
「パパ、あの白いパンツのおじさん、やられているのに嬉しそうだね。どうして?」
振りかえった息子の瞳はもはや純真なだけではない色を帯びていた。
(ジミー・・・・・お前がもっと大きくなったら解るかもしれないな・・・・・・)
幼い息子が『男』への階段を登り始めていることを悟り、ジミーパパはほろ苦い感慨を味わっていた。
自分の股間が熱くなっていることも自覚していた。
(アーロン、ガッター、素晴らしい試合をありがとう。今夜はメアリーを抱いてやれそうだ。お前たちの雄姿を思い浮かべながらな・・・・・・・)
控室にかつぎ込まれたアーロンにガッターが声をかける。
「俺のクリスマス・プレゼント、気に入ってくれたかな?」
長椅子に横たえられたアーロンが微笑む。
「最高だ・・・・・・」
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ガチデブハゲだって白タイツを履けばヒーロー!
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