常になにかから自分を守る毎日。
自分を隠すための壁を築くのに必死で、ふと気づくと一体何を守ろうとしているのか解らなくなったり・・・・
そんな時に眺める写真がある。
股間に込み上げる蒼い記憶・・・・
レスリングに熱中した日々。
あの頃は何も考えず自分をさらけ出して生きていた。
周りの仲間もそうだった。
デカいチンコ、曲がったチンコ、残念なチンコ・・・・
シングレット越しに触れ合う男根同士。
言葉など交わさなくてもお互いを解り合うことができた。
今でも股間の膨らみ具合で誰なのか解る。
(あいつらどうしているかな・・・・)
自分を偽って生きている今の俺を見たらどう思うだろう?
(・・・・・よし!)
俺は股間が強調されるスパッツを身につけると、部屋を出て走り出した。
あの頃のように、ありのままの自分自身をさらけだす爽快感。
汗に濡れたスパッツが亀頭を刺激する。
自分が本当の自分に戻っていくような気がする。
公園のランニング・コースに入った。
同じようにランニング・タイツをもっこりさせた男がコースを反対方向から走ってくる。
ちらっと目を合わせた後は、互の股間を凝視しあう。
もう一周して次に会った時には、二人は手を取り合って公衆トイレに向かうのだろう。
(俺は明日からも頑張っていける。)
自分を見失いそうになった時、俺を救ってくれる蒼いフォトグラフ。
一生の宝物だ・・・・・
プールで競パン履いてハッテンってパターンもあります☆
非エロっす
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