地元の人気レスラー、ティト。
ガチムチ・マッチョ・ボディから繰り出されるパワフルなファイト・スタイルが信条だ。
今夜の対戦相手はティトの半分ぐらいしかない体格の若手だ。
だが、奴は侮れない。
小賢しいサブミッション・テクニックで、何人ものベテランレスラーに勝利している。
ティトはチマチマしたプロレスが嫌いだった。
ガタイ自慢の男たちがリングでぶつかり合う。それがプロレスだ、と思っていた。
ひ弱な若造に、今夜はそれを解らせてやる!
ティトのパワー殺法が炸裂し、リング上は弱い者イジメの様相を呈していた。
だがティトは手加減しない。
プロレスをやるからには、もっと身体をデカくしてこい!もっとメシを食え!
そんなメッセージを若造に叩き込んでいるつもりだった。
若造の仲間が抗議の声を上げる。
「もうよせ!勝負はついているだろ!」
(なにを甘いことを・・・・!)
怒りのガチムチは若造の仲間にも説教し始めた。
その一瞬の隙に・・・・
若造が小泣き爺のように背中にへばりついてきた。
(しまった・・・!)
そう思った時には若造の必殺技スリーパー・ホールドがティトの首にガッチリと巻きついていた。
細い腕が首にギリギリと食い込む。
(くそっ・・・こんなモヤシ野郎に負けるか・・・!)
必死に若造を振り落とそうとするティト。
だが小泣き爺は取り付いた相手の息の根を止めるまで決して離れないのだ。
ドサッ!!!
ティトがとうとうリングに倒れた。
なおも首から腕を解かない若造。
ティトの気道は完全に塞がれた。
「ティト!ティト!ティト!」
ファンの声援が遠くなっていく。
「ぐふ・・・・・・・」
ティトは意識を失った。
またひとり、団体の人気レスラーがか細い若造によってリングに沈められた・・・・・
↓動画はこちら↓
締められながらイクと気持ちいいそうですね
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