プロレス同好会の先輩と後輩。
青春の全てをプロレスにかけた二人は、硬い師弟関係で結ばれていた。
そしてとうとう迎えた先輩の卒業試合。
「俺もいよいよ社会人だ。タクヤ、お前と楽しくプロレスができるのも今日が最後だな。」
この間まで一緒にバカをやっていた先輩が妙に大人びて見える。
(そんな先輩は嫌だ・・・・プロレスをしない先輩なんて・・・・)
「先輩、つまらない大円団ならそんなものは俺がぶっ潰しますよ・・・・」
後輩のいつもとは別人のようなエグい攻撃に、苦戦を強いられる先輩。
「先輩、プロレスへの情熱を失った奴なんか先輩とは呼べない。俺が辱めてやる!」
怒りに燃えた後輩は、なんと先輩のショートタイツをずり下ろして足の動きを封じ、豪快なジャーマンに投げ捨てた。
完璧に決まったスープレックスに、先輩の意識が一瞬吹っ飛ぶ。
「くっ・・・やってくれるじゃねぇか・・・おかげで目が覚めたぜ。」
「腐っても俺は学生チャンピオンだ!お前ごときに敗けるわけにはいかねぇんだよ!」
先輩の目に輝きが戻る。
「卒業試合を華々しく飾らせてもらうぜ!」
ケツ割れ姿で肛門が丸見えになることも厭わず、活き活きとプロレスをする先輩。
必殺のローリング・ソバットが試合を決めた。
「タクヤ、すまなかった。もう好きにプロレスができなくなる俺は、お前が羨ましかったんだ。」
「先輩・・・・俺、最後に先輩にぶちのめされて、すごく嬉しかったです・・・うっ・・うううう・・・・・」
泣きじゃくる後輩を、ケツ割れ姿で抱きしめる先輩。
「タクヤ・・・・俺はもう自分を偽ることはやめたよ。俺はプロレスが好きだ。
俺は・・・・俺はお前が好きだ。」
「先輩・・・・・・」
生の乳首と乳首がふれあい、ケツ割れとショートタイツ越しに「男」が息づくのが解る。
本当はもっとずっと前からわかっていた野郎同士の気持ち。
リングで芽生えた感情は、やはりリングで花開くものなのだ・・・・
↓昭和歌謡シリーズ↓
なんか青春っぽかったので
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